幻の7人目
□青色の髪のガングロ少年@
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『言い訳があるなら聞くけど?
…まぁ、変な言い訳だったら大輝のこと嫌いになるから。』
「なっ…!?」
大輝は焦った顔になった。
さつきを泣かせる人は誰であろうと許さない。
さつきの幼馴染の大輝でもね。
「…青峰君でも瑠姫さんには勝てないようですね…。」
テツはポツリと言った。
「(リュウが怖ぇ…。)」
『大輝?』
私は大輝を見上げるように見つめる。
「…っ!///
カッとなっちまった俺が悪いかもな…。」
大輝は横を向いた。
『じゃあ、さつきと仲直りしてくれる…?』
「あぁ…。」
大輝は諦めたように頷いた。
さつきの方を見るとだいぶ落ち着いていた。
『やっぱり大輝はいい人だね!』
私はにっこり大輝に笑いかけた。
「お、おぅ…///」
大輝の顔が赤くなっている気がする。
気のせいかな…?