幻の7人目
□緑色の髪の占い少年
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『いつからいたの!?』
「少し前からいましたけど…。」
全然、気づかなかった…。
もう少し影を濃くしたほうがいいと思うな…。
『な、何の用?』
「いえ…。ただ瑠姫さんのプレーが見たかったので。」
『へ、へぇ…。』
時々、テツの考えがわからない。
まぁ、行動もわからないけど…。
私はさっきと同じようにシュートを決めた。
「ずっと入ってますね。」
『まぁね。
…でも、真太郎にはかなわないけど。』
真太郎はほとんどシュートをはずさない。
それも3Pばかり。
よくあんな遠くからゴールをはずさないものだ。
「そういえば緑間君、こっちに来ているらしいですよ。」
『はっ!?』
な、何で!?
「確か、少し聞きたいことがあるって…。」
『真太郎が?』
一体、何の話かな?