黒子のバスケ
□とある休日
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休日の火神の家、部活もなく、二人でのんびり過ごすことになった。
何をするでもなく、二人寄り添ってたわいもない話をした。
一通りそれぞれ話したいことを話し終えると、沈黙が流れ、どちらからともなくお互いにもたれかかった。
二人は、楽しく談笑するのも好きだが、お互いに身体を預ける静かな時間も嫌いではない。
一通りそれぞれ話したいことを話し終えると、沈黙が流れ、どちらからともなくお互いにもたれかかった。
二人は、楽しく談笑するのも好きだが、お互いに身体を預ける静かな時間も嫌いではない。
時には腕を絡めたり、手を握ったり。
火神は黒子の頭を撫でてやったり、
黒子はそんな火神の肩に顔を埋めたり。
ゆったりとして。心地よい、自分たちだけの世界。
ずっとこんな時間が続けばいいのに。
「火神君、」
「どうした?」
「好きです。」
「俺も…好きだ。」
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