…would,
□第八章
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美琴side
【美琴ちゃん!美琴ちゃんじゃないか】
「久しぶりです、セルティさん。いきなりお邪魔してすみません」
【美琴ちゃんならいつでも歓迎だよ(*^_^*)上がってって!】
……ヤバい、顔文字が可愛すぎる!
「やったー、むぎゅぅ」
【ちょ、ちょっと美琴ちゃん!?なに⁉︎なんで抱きついてるんだ⁉︎】
「セルティさんウエスト細すぎですよー……、ほんっと可愛すぎます……!」
【ちょ】
そこで新羅さんが今の方からひょっこりと顔を出した。
「セルティー?お客さ……って美琴ちゃん!?え、ちょっと何してるの俺も混ぜて俺もセルティのいろんなとこ触りたぐばぼっ!」
【おおおお前まで来るんじゃない!美琴ちゃんもお終い!】
「はーい。
それはそうと、杏里ちゃんと静雄はどうですか?」
「杏里ちゃんは相当疲れてたみたいでぐっすりだよ。静雄は鎮静剤食らわせて寝かしてるけど……どれくらい効いてるのかは分からないな」
【ああ、お見舞いだったんだな。でもあの調子じゃまだ起きなさそうだぞ?】
なら、と新羅さんはいそいそとゲーム機を持ってきて、私達に向かってにっこりと笑った。
「ゲームでもして待ってようか」