マギ ジュダルの人形
□真実〜別れ〜
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《 シン side 》
廊下を歩きながら
シン 「(・・・サキの頭痛は過去を思い出そうとすると怒るようだったが・・・何か悪い予兆でなければいいが、)」
部屋に着いてしばらくすると裸足の足音が近づいて来た。
コンコン
シン 「どうぞ。」
アラ 「おじさん、ちょっといいかい?」
シン 「? どうした?」
アラ 「おねえさんのことなんだけど」
シン 「サキがどうかしたのか?」
アラ 「うん。最初に言おうかとも思ったんだけど、まだ数が少なかったから」
シン 「ん?数?」
アラ 「おじさんたちにはおねえさんの周りのルフって見えてないんだよね?」
シン 「?・・・・!!! まさか!」
!!!ズドーン!!!