マギ ジュダルの人形

□シンドリア王国へ
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次の日、まずはこの国の八人将に紹介していただくことになった。


シン 「みんな集まってくれてありがとう」


   「紹介しよう!」


   「昨日から我がシンドリア王国の食客として新しく迎えたサキだ」


そういうとシンドバッド国王は私を横向きに引き寄せ互いの肩がぶつかる形になってしまった。


「///////・・・サキです。よろしくお願いします。」


ピス 「私とサキちゃんはもうお友達なんだよ!」


ドラ 「そうなのか」


シャ 「お前がそう思っているだけじゃないのか?」


ピス 「そんなことないもん! ね!サキちゃん!」


サキ 「はい。」


ピス 「この子が海岸で倒れてるのを私が見つ
けたの」


サキ 「その節はありがとうございました。」


ヒナ 「それはそうと、王よ彼女とはもう親し
くなったのか?」


八人 「!?」


シン 「ハハハ、いやいや彼女のことはまだあ
まり知らないのだが、これから国を案内しようと思ってね」


ヤム 「二人でですか?」


シン 「ん? 一応そのつもりだが」


ジャ 「マスルール、着いていってください」


マス 「了解っス」


シン 「お? マスルールも来るのか?」


マス 「はい。」


八人 「(・・・ふぅ)」


サキ 「?」


シン 「ジャーファルは来ないのか?」


ジャ 「私は忙しいんです。あなたが仕事をしてくれないから」


シン 「ま、そういうことだ。皆、サキをよろしく頼むな」


ジャ 「・・・(無視か)」


   「歓迎いたしますよ」


八人将は手と手を突き合わしてお辞儀をしてくれた。


私はぺこりと頭を下げた。


シン 「彼ら個人個人とは後々話すといい。皆良い奴ばかりだ。」


サキ 「はい。」
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