Short-novel
□漢字
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「おうっ!!これ、何て読むか教えて!!」
《 魑魅魍魎 》
『なにこれ…。』
「ミジンコ先輩も花憐先輩も読めないんですか??」
『「はい…。」』
「でもこれなら読める!!」
《 詐欺 》
『は??誰でも読めるよ。《さぎ》でしょ??』
「違う!!《ぺてん》だっ!!」
「(°д°;;)」
『なら私だって!!これ読めるよ‐!!』
《 本気 》
「「《ほんき》」」
『ブ‐。不正解。これはですね、《まじ》!!』
「(°д°;;)」
「(`ω´☆)」
「ところでミジンコ先輩。これは??」
「わからない!!日吉はわかるのか??」
「当然読めます。」
『「嘘だっ」』
「嘘をついてどうしろというんですか。」
『見栄を張りたい。とか。』
「俺はそんな単細胞人間じゃないですよ。」
『読んでみてよ??』
「《ちみもうりょう》」
『もう一回!!』
「《ちみもうりょう》」
「もう一回!!」
「《ちみもうりょう》イラッ」
『「もう一回!!」』
「却下します。」