Short-novel
□日直
3ページ/4ページ
『全部終わったから、そろそろ行こうか??』
「…………。」
『日吉??』
「…………。」
あれ。
さっきので起こらせちゃったのかな。
そしたら、ヤバイ。
とりあえずお礼からでいいかな。
『日吉。仕事、沢山引き受けてくれてありがとう。』
「あ……ああ。」
沈黙。
「有栖川は、俺のことどう思ってる??」
いきなり質問。
さてどうしようか。
『えっと………。』
本音、話そうかな。
嘘ついちゃダメだし。
『日吉のことは、好きだなって思ってる。』