桜の願い

□6話
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「暇だ....」


あれから1番隊に属したのはいいが何もない
沖田には会ってない
暇、本当暇


....

沖田に会って来るか....
仕事をくれと言ってこよう
そう思い私は部屋から出た
そして3歩足を進めた時
足を止めた


「....あれ、沖田の部屋ってどこだっけ?」


私何も知らない
知ってるのは大きな部屋と、井戸の場所だけ



「歩いてれば見つかるか...」

そんな淡い期待を胸に歩き出した





まずは最初に連れてこられた大きな部屋


ここには.....

いない。


まぁ、真っ昼間だしね、こんなとこにいたら仕事してないもんね


次はどこ行こう...




まずは適当にうろつくか



「あれ?千鶴ちゃんじゃねぇか」


「あ、原田.....」

今日も色気の塊みたいなカッコだな....



「沖田見なかったか?」

そう言うと首を傾けた


「総司はたぶん巡察じゃねぇのか?」

おお、巡察かぁ、

考えてもなかった



「ありがとう、原田。もう一つ聞きたいことがある」


「?なんだ?」


「仕事はないか?」
暇すぎる、今は何でもいい、仕事がほしい



「仕事なぁ...、あ、そうだ今日の飯の当番は総司なんだ」


「?ああ」


「あいつの代わりに作ってやってくんないか?」


??飯を作ればいいってこと


「それだけか?」




そう言うと原田は笑った
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