薄桜鬼 短編
□白銀の世界で
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「沖田さん!!見てくださいっ!雪が降ってますよ!!」
私は飛び出すように外へ出た
そこは一面真っ白な世界で私はキラキラした目で外を見つめた
「そんなに雪が珍しい?江戸では降らなかったの?」
呆れたように言う沖田さん
「雪はいいですよ!なんだか私まで真っ白になった気分になれますから」
そう言い雪に触ってみる冷たいがなんだか冬という感じがする
「まっしろね〜」
そう言い沖田さんは遠くを見ていた、何を見ているかはわからないけど
「沖田さん?」
そう言い沖田さんに近づいたとき
ベシャ..........
「冷たいっ!!!」
私の顔に雪玉が当たった
「千鶴ちゃん隙を見せちゃダメだよ〜」
そう言い意地悪い笑を見せた沖田さん
「な、何やっているんですかー!!!!」
「隙を見せた千鶴ちゃんが悪い〜」
そう言いまた雪を投げてくる沖田さん
私も負けじと雪を投げる