□確信
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珪君が私の家に来た次の朝、私は珪君の腕の中で目覚めた。

珪君は言った通り、ただ抱きしめてくれていただけ・・・私は幼子のように珪君に護られて眠ったのだった。

瑛と別れてから初めてちゃんと眠れた気がする。

「ん・・・ゆかり、起きたのか」

「うん、久し振りにぐっすり寝れた気がする」

「じゃあ、次はメシだな。
食べてないだろ?すごく痩せた」

「うん・・・食べたく無くて」

「食べろ・・・倒れるぞ、それだと」

1人だと食べたく無くて、面倒で食べるのをやめてしまうけど、珪君が居るから頑張って食べた。

そんな私を珪君は優しく見てる。

「ゆかり、今日は学校休め。もう連絡はしてあるから、寝てろ。体力も少しは戻るだろ・・・」

片付けて暫くすると珪君は出掛ける支度を始めた。

「少し、出掛ける・・・また此処に戻ってくるから、ゆっくり休んでろ」

「うん・・・」
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