進撃の巨人-香琳-

□自分と君の間
1ページ/5ページ




『…』


私はただ呆然と…エレンを見ていた



「ミカサ、お前また髪が伸びたな」


「そう?また切っておく」



「ああ、そうしろよ」



エレンはいつもミカサやアルミン達と
私はいつもクリスタやサシャ達と


毎日会話すると言えば朝の挨拶くらい

他に話をするのはほとんどない


なのにどうして好きになったんだろう


『…どうして辛い思いしなきゃならないんだろう』



エレンを見るときは常にミカサが居る…様な気がする


たまにエレンと目が合うけど、すぐに私の方から逸らしてしまう


やっぱり相談しようかな…
クリスタとかなら信頼出来るし、きっと話も聞いてくれるはず



少し前に夕食の時間になったから、食堂に居るだろう
私はクリスタが居るだろう食堂に走った
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ