短編
□関ヶ原の戦い
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……
温かい…
何かに包まれているようでとても居心地がいい。某はあまりの気持ち良さに睡魔にのみ込まれそうになっていたとき…
「……ろ!!」
…声が。三成殿の声が聞こえた…
三成殿に心配を掛けまいと、某がうっすらと目を開くと…
…三成殿は泣いていた
何故だ?と考えている間にも頬を涙がつたう
某が涙を拭おうと腕を上げようとしたが腕は一向に上がりはしない…
三成殿は某を抱き抱えながら
「…幸っ!私をおいて行くな!!」
と叫ぶ。某はそれを聞いて自分に何があったのかを思い出した…
【関ヶ原の戦い】
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