テニスの王子様

□エクスタシー侍
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白石蔵ノ介は、一言で言うと

“パーフェクト”


まぁ、つまり無駄がない



持ち物に始まり

テニスのフォーム

係の仕事

勉強や食事


その他、諸々

全ての行動に関して無駄なことが一切ない


でも、大阪人としては…まぁ…

努力だけは認めます





『…蔵?それ、私の…』

蔵「使わんやろ?捨てや、捨て!」

『でも…』

蔵「使うん?」

『つ、使わないけど…』

蔵「やろ?ほな、捨ててくるわ。金ちゃん、その袋持ってくれへん?」





白石蔵ノ介は、無駄のもの、無駄なことが嫌らしいので

無駄なものは、すぐに捨てます(私のものでも!)





金「しらいし〜これ、欲しい!」

蔵「捨てるもんあさったアカンで!金ちゃん」





白石蔵ノ介は厳しいのです



『く、蔵…』

蔵「アカンて。使わんもんが増えるやろ?」

『せめてこれだけは…』

蔵「ちゃんと使うん?」

『うん!』

蔵「はぁ…しゃーない。それだけやで?」





白石蔵ノ介も鬼ではありません

お願いすれば、許してくれます





『ありがと!蔵!』

蔵「そんかわり、使わなくなったらすぐ捨てるで?」

『は、はい!』





しかし、厳しいのは厳しいです



〜ある日のお話in部室〜




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