銀魂
□ドS
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ドカーンッッ!!
屯所の食堂で、手作りのお弁当を食べていると、どこかからか爆発音が聞こえた。
『…。』
ああ、またか…。と思いながら、箸を進め………ようとしたが、無理だった。
沖「土方しねコノヤロー!!」
土「こんなとこでバズーカ使ってんじゃねーよ!!」
ドカーンッッ!!
ガシャンッ
『…。』
ここ、食事をする場所なんですけど…
それに、私のお昼ご飯…
・・・。
ぎゃーぎゃー
わーわー
『おい、』
沖/土「…?」
『ここは食事をする場所だ。殺り合うんなら他でやれや。』
土「それはコイツに(『ああ?』)……」
沖「…」
『…さて、では私はおしゃかになったお昼ご飯を買ってくるので、
30分ほど昼休みを伸ばしますね。文句は言わせませんから。』
土「あ、ああ。」
失礼します。と言って、私は半壊した食堂を後にした。
―――――――
―――――
―――
『うーん、何にしようかな…。どうせなら甘味にしようかな…』
妙「あら、やくざちゃん」
お昼ご飯に何を買うか考えていると、普段呼ばれることのない下の名前で呼ばれ、
声のした方へと顔を向けた
『お妙ちゃ…さん。隊服着てるときは下の名前であんまり呼ばないでくださいよ;』
妙「あら、可愛いんだからいいじゃない。それに、隠してるわけじゃないんでしょ?」
『…まあ…それはそうですけど…
あいつらに舐められるかもしれないじゃないですか。』
妙「そんなこと気にしなくたって、やくざちゃんに何か言う人なんていないわよ。
いたとしても、こう、一捻りでしょ?」
にこやかにそう言うお妙に、私は乾いた笑いを浮かべる
『…う〜ん……;』
沖「へぇ、えいりあんvsやくざっつーんだ?初めて知りやしたぜ」
『…。沖田くん、なぜあなたがここに?』
沖「俺も昼休み中でぃ」
『はぁ…。沖田くんのそれはサボりって言うんですよ。
…仕方ありません。帰りますよ沖田くん』
沖「昼飯は?」
『沖田くんのサボりを見過ごしたら私が切腹になるんで。
貴方を連行します。
それじゃお妙さん、失礼します』
妙「ええ、またね」
なぜか面白そうに笑っていたお妙にあいさつを済ませると、
沖田くんを連れて屯所へと戻ることにした
『…』
沖「やくざ」
『何ですか沖田くん?』
沖「……ぷぷっw…マジで女みてぇな名前してんな。似合わねぇww」
『…はいはい。さっさと帰りますよ』
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