ぴんきーれいやー

□第8Q
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その後は何もなく無事体育祭が終了した。
倒れなかったよ!うん、


そして見事赤団は優勝した。
唯と喜んでたとき、その後ろに赤司が見えた。のだが、これにまた驚いた。
てっきり“勝利するのは当たり前だ”と、スカした表情(←)をしているのかと思ってたけど、そんなことはなかった。
逆に目を細め、穏やかに微笑んでいたのだ。

あんな表情もするんだ。レアだ。

しかしこうみると本当に美人だな。





体育祭の片付けほど面倒くさいものはない。
大道具係の招集場所に行くと、虹村先輩に“お前は帰れ”と言われた。
“家で寝とけ”だそうだ。
頭をガシガシと一瞬だけ撫でられ、そのまま仕事へと戻ってしまった。

虹村先輩とはなんだか今日一日でものすごく仲良くなれたと思う。
ゼロからというより、むしろマイナスからの関係だったのに。


やっぱり手伝った方がいいかなと思ったけれど、ここは男に格好つけさせる場面だと思い、お言葉に甘えることにした。



帰りはさつき姉と大輝と帰ろうかなって思ってたけど、なんと驚くべきことにこのあと部活らしく、一人で帰るはめになった。
ボッチかよ。はぁ・・・。




こんな時だけバスケ部入ってれば良かったなんて思う。



そうだ、寄りたいとこあるから早く帰ろう。



朱に染まった空から目を離し、帰路を急いだ。



こんな泥だらけの状態でお店には入れないからね。





明日も晴れかなと思いながら地面を強く蹴った。






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