幸せのイデア
□決意の夕日
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『…それじゃ、またな!』
そう言って背中を向け遠ざかるりく。
……と同時にユアは科学者によってある部屋に運ばれた。
そこは、ボーカロイドの保管室のような部屋だった。
完成品も、作り途中も、そして欠陥品もここに保管しているらしい。
…と言ってもまだここには「完成品」はないが。
管のたくさん繋がった、立ったまま入れる大きさのカプセルにユアを入れると、科学者たちは部屋を出て行った。
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