幸せのイデア

□決意の夕日
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しばらくぼーっとしていると、不意に頭の中に知らぬ声が響いた。

『こんにちは。』
誰…?それにしても綺麗な声…
戸惑っているとまた声は響いた。

『驚かせちゃってごめんなさい。私初音ミクっていうの。ほら、あなたの目の前のカプセルにいる、水色の髪の人よ』

目をやると優しく微笑んでいる、彼女がいた。

『ねぇ、お話ししましょうよ。
大丈夫。話したい人の顔を思い浮かべて伝えようという気持ちを持って念じたらテレパシーではなせるから』

『き、聞こえますか…?』

ミクは微笑み頷いた。
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