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□ちゅーして
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「やぶぅ〜」
「ん?」
「ちゅーして?」
「はぁ!?」
今日は丁度隣のスタジオでドラマの撮影があって…
休憩時間が重なったから伊野尾が俺の楽屋に来てる
そしたら、いきなりよ
いきなりねだってくるとは…
お茶吹き出す所だった…
「はい、ちゅー」
「ハイチュウ?」
「違う」
ムスッとしちゃった伊野尾
可愛い…
「伊野尾さん。準備お願いします」
「はーい…」
スタッフさんに呼ばれて、膨れたまま楽屋を出ようとしてる
「待てよ」
俺は伊野尾の腕を引っ張って壁に押し付けた
「や、薮…?」
「ちょっとだけなら…良いよな」
「…っん」
俺は伊野尾に少し長めのキスを落とした
伊野尾は顔を真っ赤にして撮影に戻った
可愛い…♪
end