夢小説

□一次試験
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ナビゲーターのお眼鏡に止まった2人は試験会場まで案内をしてもらい定食屋の中にいた。

「まさか会場がここだったなんて…」

瑠奈は茫然としていた。

「僕も驚いたよ

ヒソカはニヤニヤしている。

「おじさん、ステーキ定食二人前」

ナビゲーターの人が注文する。

するとそれまで手を動かしていたおじさんの手が止まる。

「焼き方は?」

おじさんはナビゲーターの目を見る。

「弱火でじっくり…」

ナビゲーターの人がニヤリと笑う。

「お前さんたち奥へいきな」

こちらへどうぞとお姉さんが奥の部屋へ案内をしてくれた。

「僕が案内をするのはここまでだ、健闘を祈るよ」

ナビゲーターの人は踵を返し帰っていった。

扉が閉じてすぐ部屋が降下していった。

「ふーん、この部屋エレベーターになってたんだ

ヒソカが腰を下ろした。

「どこに向かってるんでしょうか」

瑠奈はヒソカを見る。

「決まってるじゃないか、地下だよ

ヒソカはニヤリと笑う。

エレベーターが止まり扉が開いた。

そこにはハンター試験を受けにきた他の受験生がいた。

「受験者のお二方の受験番号札です、試験中は外さないでくださいね」

受け付け人の人から受験番号札のバッチを受け取った。

ヒソカは44番、瑠奈は45番。

「君はこれからどうするんだい?」

ヒソカに問われうつむく瑠奈にヒソカはニヤリと笑う。

「あの…一緒に行動してくれませんか?」

瑠奈はヒソカを真っ直ぐ見据える。

「いいよ

ヒソカはあっさりOKをした。
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