境界を越えて

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『やっとついた…』

朝、目覚ましの音で目が覚め軽くご飯も食べて余裕をもって家を出たはずなのに
まさか道に迷うとは……。
そういえばアニメで見てただけでこの町のことよく知らない…

『(こんなことなら昨日確認しとけばよかった…)』
『職員室に行かねば…』

今度はちゃんと職員室の場所を確認してから校内を歩く

『失礼しまーす。』
「あぁ、君が転校生の##NAME1####NAME2##さん?」
『はい、そうです』
「君の入るクラスは僕が担当する1組だよ。よろしくな」
『よろしくお願いします』

そのまま先生について廊下をあるく

あ じ、自己紹介とかしなきゃなんだよね…
どうしよう、上手くしゃべれるかな……
うわぁ、すごく緊張する…

「じゃあ、声をかけたら入ってこい」
『あ、はい』

と、とりあえず落ち着こう!そうだ!深呼吸!

「今日は転校生を紹介するぞー。おい、入ってこい」

えぇ!?呼ぶのはやいよ!まだ深呼吸できてないのに…

『は、はじめまして。##NAME1####NAME2##です。えと…よろしくお願いします』
「じゃあ席は愛野の後ろなー」
美「はいはーい、ここだよー」

そういいながら美奈子ちゃんは後ろの席を叩いた

『あ、ありがとうございます』
美「あたし、愛野美奈子!よろしくねv」
う「あたし月野うさぎ!よろしくーv」

ここははじめてだし、名前で呼んだら馴れ馴れしいよね…

『愛野さんと月野さんですね、よろしくお願いします』
美「美奈子でいいよー、あと敬語もいらないよv」
う「あ、あたしもあたしもー」
『う、うん。よろしくね、美奈子ちゃん、うさぎちゃん!』
「こらー、自己紹介は後にしろー」

あ、怒られちゃった。でもまぁ、いっか
まさか同じクラスになれるとはだわw
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