境界を越えて

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今、テスト中でーす!
私、実は普段の授業まったくといっていい程聞いてなかったんですよ;;
でも、一回やったことある内容だからちょこちょこ解けるんだけどこの分だと赤点覚悟かも;
追試はめんどくさいから受けたくないなー;;;

ドンッ

星「ちっくしょー!!」

ビクッ

このやろー、ビックリしたじゃないか…
あぁーあ夜天くんも大気さんもすごいニヤニヤしてますよ
私もテスト余裕だったらニヤニヤしてたんだろうなぁ…


う「やっぱ、追試だね。美奈子ちゃん」
美「追試がダメでも補習があるわよ、うさぎちゃん」
う「あたしたち、やっぱ気があうわね」
美「あたし達どこまでもいっしょよ」
ま「のんきだなぁ、ふたりとも」
亜「高校は留年あるのよ?」
「「留年!?」」
ま「ま、一年くらいダブってのんびりするのもいいかもよ」
『まこちゃん、それ言うのやめて……』
ま「え、##NAME2##ちゃんも追試!?」
『うぅ;;』
星「まったく人ごとだとおもってよ」
う「ん?」
星「友達がいのない連中だぜ、まったく」
う「あんたも、追試組みたいね、テスト」
星「そんなんじゃねーよ」
『とかいって追試組だったりしてー』
夜「星野はね、ミュージカルの稽古がにつまっててイラついてるんだよね」
美「ミュージカル!」
う「ほぉ、ミュージカル… ってすごいの?」
美「そりゃあもう!歌って、踊って、お芝居までしなくちゃいけないんだからー。もう、単語と年表と方程式いっぺんに覚えるようなもんなのよ!すごい、神業だわぁ」
『覚えてもすぐ忘れちゃうのよね…』
星「別にたいしたことじゃねーよ… 覚えるだけなら」
う「でも、お勉強の方は覚えらんないみたいね」
ま「16点…」
星「おまえら!それ、俺の答案!」
美「この点はいくらなんでもやばいんじゃないの」
う「やーね、高校は留年あるのよ」
星「や、だから!それはミュージカルのせいでだな!」
『大気さんはともかく、授業中寝てる夜天くんでもできてるのに…』
夜「それ、どーゆー意味だよ。それに##NAME2##だっていつも寝てるかなんかしてるかで話聞いてないじゃん」
『夜天くん、一番前の席なのになんでしってるのよ…』
夜「や、それは// な、なんだっていいじゃん」
亜「でも、ホントに今度の追試の結果がわるかったら…」
大「間違いなく、留年ですね」
レ「それなら、お勉強会しかありませんわね!」
う「レイちゃん!?」
ま「いったいどこから…」
レ「オっホホホ、私達、受験の頃はよく私の家でお勉強会を開いていたのですのよ。みんなでがんばっていい高校に入りましょうねって励ましあいあってv」
美「受験なかったくせに、レイちゃんは」
レ「!」
美「うおぉぉ」
『い、痛そう…』
レ「オッホホホホ。私達、奇遇にも今日これからお勉強会をしますのよ。星野くん達もご一緒、しませんこと?」
星「え、あ、いや、俺たちこれからミュージカルの稽古があるから…」
う「あ!あたし見てみたーい!」
美「あ、あたしもー」
レ「ちょ、ちょっと、アンタ達!」
ま「あたしもいってみようかな…」
レ「! まこちゃん…」
ま「レイちゃん、かぶった猫脱げてるよ…;」
レ「しんじらんなーい!」
亜「レイちゃん、参考書使う?」
『みんな行くなら、私もいこうかな…』
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