境界を越えて

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う「げえ”ぇぇぇえぇ!!??」

思った以上に大きな声で叫ばれて耳がつぶれるかと思った…
前から思ってたけどうさぎちゃんってリアクションすごいよね;;

う「また、亜美ちゃんと大気さんがトップ!!」
ま「亜美ちゃんと張り合えるなんて、大気さんもたいした人だなぁ」
美「すごいわ、大気さん」
ま「##NAME2##ちゃんもトップ10入りだなんて、すごいな」
う「なんで!?一緒に追試受けた仲間なのに!」
『えへへ、ちょっとがんばってみましたv もう忘れちゃったけどね;;』
美「あ、そうだ!」
う「なに?」
美「大気さんに宿題教えてもらわなくっちゃ〜」
う「あぁあ、あたしも」
ま「え、あ、あ」
『じゃあ、私は亜美ちゃんに聞いてこよっ』
ま「え、##NAME2##ちゃんも?」
『うん、わからないとこが何カ所かあったから;』
ま「そっか、じゃあ先に戻ってるね」
『うん、またあとでね』

私は勉強教えてもらうなら断然亜美ちゃんだな。
大気さんだとノート貸してくれるだけで終わりそう;;
聞けば教えてくれるんだろうけどいちいち聞くのめんどくさい;;
亜美ちゃんは答えは教えてくれないけどやり方をわかりやすく説明してくれそうなんだよね。

『あ〜みちゃんっ!』
亜「あら?##NAME2##ちゃん、どうしたの?」
『学年1位おめでとう』
亜「ありがとう。##NAME2##ちゃんもがんばったじゃない」
『うん; でね、宿題のわからないとこ教えてほしいんだけど;;』
亜「いいわよ」
『ほんと!?ありがとう』
亜「宿題といえば…最近うさぎちゃん達こないわね、」
『うさぎちゃん達なら大気さんに教えてもらうって走ってちゃったよ』
亜「そう…」

亜美ちゃんの説明がわかりやすいせいか宿題は早くに終わって亜美ちゃんは移動教室で私も、教室に戻るために廊下に出てあるいてると天野川先生をみつけて亜美ちゃんと一緒にかけよった

「お?水野くんと、##NAME1##くんかな?」
『はい』
亜「もうすぐですね、先生が発見した彗星が見られるの」
「15年ぶりかな、フランソワに会えるのは」
亜「フランソワ?」
『恋人ですか?w』
「!…あ、いや、太陽系の長旅からやっと帰ってきたなと思ってね」
亜「うふふ、恋人みたいに言うんですね、彗星のこと」
「あ、いや///」
『明日だっけ?』
亜「そうよ。明日の夜、「9時15分」 え?」
大「南の空ケンタウロスを横切るように10分間だけ見えるんですよね?」
「君は1組の大気くん?」
大「はい」
「光栄だな、この学校に3人も知ってる生徒がいるなんて」
大「私の方こそ驚きですよ…」
亜美ちゃん、私そろそろ教室戻るね…
亜「え?えぇ、わかったわ」

大気さんがしゃべってる間になんとか抜け出すのに成功した。
その場に居合わせて思ったんだけど何となくこの場に私がいたらダメな気がする。
このシーンに私というイレギュラーがいてはダメな気がするのだ。まぁ、居ずらいってのもあるけど。

教室に戻るとうさぎちゃんと美奈子ちゃんがビリビリになったノートとにらめっこしてた;;
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