境界を越えて

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結局カリカリも缶詰も両方買っちゃった… 
一応小さい袋のやつにしたし、缶詰も2個だから
一週間でたべきれるよね?
あ、今更だけど迷惑だったりしないかな?
まぁいっか

ピンポーン

「はい?」
『あ、えっと##NAME1##です』
「ちょっとまって、今開ける」

今の声誰だろう?
しゃべり方からして夜天くんかな?

夜「ん」
『ん?』
夜「はやくあがれば?」
『へ?お、お邪魔します?』
夜「なんで疑問系なの…」
大「##NAME1##さん、どうかしましたか?」
『あ、猫のご飯どうするのかとおもって迷惑かと思ったんだけど、これ』
大「おや、ありがとうございます」
星「人間の飯じゃだめなのか?」
『ダメだよ!!』
星「わ、わるい…」
大「お礼をしなくてはなりませんね、あとお金も」
『え、いいですいいです!あの、その代わりっては何ですが…』
夜「?」
『猫ちゃん、抱っこさせてもらってもいい…かな?』
夜「やっぱりそっちなんだ…」
『ん?そっちって?』
夜「//何でもない! はい!」
『? あ、ありがとう』
ル「(夜天くんは##NAME2##ちゃんが好きなのかしら?)」
『ふふ』
夜「猫、好きなの?」
『うん!』
夜「ふーん」
『自分で聞いといて興味なさそうな返事ね?』
夜「……別に!」
星「夜天はヤキモチ妬いてんだよw」
『ヤキモチ?』
夜「違うから!///」
『? あぁ!』
夜「なに、?」
『はい、ありがとう!』
星「?」
『猫をとられてヤキモチ妬いてたんでしょ?w』
夜「………」
星「くっく」
大「クスクス」

? どうしたんだろう、星野くんも大気さんも急に笑い出して…
夜天くんも目が点になってるし…

『あの?』
大「あぁ、すみません。なんでもないですよ」
『そう、ですか…?』
星「わるいな、ホントになんでもないから」
『? うん、わかった』

なんでもないとか言ってる割にはまだわらってるし夜天くんはそっぽ向いちゃうし、どうしたのかな?
とりあえず、ルナのご飯渡したし、ルナも抱っこしたから帰ろうかな…

『じゃあ、そろそろ帰るね。』
夜「…ありがと」
『ん?』
夜「だから!猫のご飯…ありがと」
『あぁ、うん!』
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