記憶の辞書物語

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【相棒 (あいぼう)】
相棒とは、キングダムハーツ【Five・Blade】におけるダークがレイを呼ぶ時に用いる言葉である

ダークがレイを呼ぶ際、殆どの場合この言葉を用いる。相棒と聞くと頼れるパートナーを連想するがダークの場合良くも悪くもその通りになってしまっている

この台詞を聞いた途端彼のキャラを察した人もいるだろう。ちなみにダークのポジションは分かりやすく言えば良く言えば某有名ジュネス王子、悪く言えば緑帽子の永遠の二番手である為今日も彼の苦労は絶えない

ここまで見ると良くも悪くもダークさんらしさ全開の台詞なのだが、彼がレイを相棒と呼ぶ理由がしっかりと存在する為本編を読んでみて欲しい。高い理解力の持ち主である貴方なら彼がレイを相棒と呼ぶ理由がわかるはず

【変わらない人なんていないさ (かわらないひとなんていないさ)】
変わらない人なんていないさとは、現実である

キングダムハーツ【Five・Blade】第2期の第1話。主人公レイは想像以上の変化をしてしまい、暗くなってしまった。そしてしまいには笑わなくなった為それを心配したクロナが説得するも彼はこう言った

「変わらない人なんていないさ」

この台詞により第2期のレイは暗くなってしまっただけでなくリアリストの印象まで与えた事になる。ただ実際は比較的落ち着いた性格になりながらも以前の明るいテイストを加えた、言わば少し大人になった感じである為第1話時点ではまだ心の整理が出来ていなかったのかもしれない

【クロナちゃんは天然子 (くろなちゃんはあほのこ)】
クロナちゃんは天然子とは、キングダムハーツ【Five・Blade】で起きた珍事件の通称である

第1期、第2期では優しいお嬢様のような雰囲気を放っており、性格も穏やかかつ心優しい物であったクロナ。しかしその静かかつ良心ある性格はレイがいなくなったことで閉ざされていく

しかし彼を見つけるヒントがあると聞き、夢の世界へ乗り出した
ここまでは普通に良いのだが、ストーリーが進むと共に徐々に天然化が進み、回を重ねる毎に言動がレイのそれに似てきている
そして作者はふと思った
『クロナっていつの間にか天然染みたキャラになっちゃったなぁ……
いや、もうアホの子に到達してもおかしくないかも(笑)』
こうして、ヒロインさえもネタキャラになると言う珍しい例となった。半分ほどレイの影響だろうが仕方ないね。
ちなみにキングダムハーツ【Five・Blade】以外の作品では割りと初期から心優しい何時もの性格に加えて天然が入っている。と言うかレイがどんどん大人になっていくのとは対称的にどんどん初期の頃のレイに近付いてしまっている気がする。
色々な意味で弾けてしまっているが、いつの間にかクロナのキャラが天然染みた性格として定着してしまった読者も多いのではないだろうか

【聖獣 (せいじゅう)】
聖獣とは、ファイブブレードシリーズに登場する召喚獣である

作品によって設定は大分異なるが、人の決意の象徴として描かれている事や使用者に強大な力を与える点では共通している

聖獣を宿す主な条件としては無意識の内に己に課せられた試練を乗り越えることでその象徴たる聖獣が宿る。可能性自体は誰でも持っているが、コントロールには心の強さを有する為例え宿しても戦闘に使うのは容易ではない
アディア曰くキーブレードを使えるぐらいであれば使用上問題無いらしい。つまりキーブレード使い全員が可能性を持っていると言う事
聖獣のダメージは使用者にも共有されるので基本的には聖獣のコントロールに集中するか、そもそも使わないかの2択であるが慣れてくると聖獣をコントロールしつつ自身が戦う事も可能。しかし疲労が激しいので慣れてきても2択と言う場合もある

解明されていない謎が多く、これからも本シリーズを支えるであろう設定であり期待が高まるばかりである

【ダイジョバ! (だいじょば)】
ダイジョバ!とは、主にキングダムハーツ【Five・Blade】のレイやクロナ、記憶の物語のチームシーカーの合い言葉である。

レイを始め、チームシーカーの面子(ディア以外)が度々口にする言葉。大丈夫と言う意味らしい。

感染率も相当高く、元々はレイの台詞だったらしいのだが、いつの間にかメンバーの殆どにまで広まっていた。もしかしたら味方サイドのキャラ全員が言う事になるかもしれない。

その凡庸性は非常に高く、シリアス、ギャグ問わずあらゆる状況で使える。上記の事実を踏まえるとレイはとんでもない名言を生み出した事になる。

正直ディアの『まさに外道だな……』より使われている回数が多い。ディアのそれが彼を表す言葉ならこれはチームシーカー、及び記憶の物語を代表する台詞である。これからもダイジョバ感染者は増えていくのだろう。

そしてあろうことかこのフレーズはキングダムハーツ【Five・Blade】でも存在しており、主にダブル主人公であるレイとクロナが使う。記憶の物語だけならまだしもここまで来るとこの台詞はもはやファイブブレードシリーズを代表する台詞と言っても過言ではない。

【一人では、出来ない事だ (ひとりではできないことだ)】
一人では、出来ない事だとは、ディアの放った名言である

ネタバレ注意!

記憶の物語にてどんどん仲間を消していく正体不明の謎の女性、鈴神の目的や正体が判明し、彼女はその悲しみ故に泣き出すのだが、ディアはそれを例え許されない事だとしても励まし、受け入れた。

そして、彼女を励ます際に言ったのがこの台詞。ちなみに本文では
「鈴神……困った時は一緒に悩もう。悲しい時は一緒に泣こう、嬉しい時は一緒に笑おう。一人では、出来ない事だ」
と書かれている。これまで孤独に生きていたディアとは思えない発言に驚いた人もいるのでは無いだろうか。これまで自分は孤独だと思い込んで仲間や自分を信じなかったディアが彼女と共闘していくことで、彼女が仲間を消していくことで初めて仲間の大切さに気付き、他人を信じる心が足りなかった事に気づけた

尚、ここでは軽く触れる程度にあらすじを紹介したがネタバレ防止の為であり、気になる方は記憶の物語を読んでみて欲しい

【FBキャラ無双事件 (ふぁいぶぶれーどきゃらむそうじけん)】
FBキャラ無双事件とは、主にファイブブレードシリーズの作品でもっとも起こりやすい事件の通称である

ある作品で一人のキャラが他のキャラを差し置いてその実力を遺憾無く発揮し、一人だけで勝負を決めてしまう展開を一度は見たことがあるだろう、このような状態を人は無双と呼ぶ事が多い

しかし、本作ではそれが起きすぎるのだ。例えばキングダムハーツ【Five・Blade】ではレイが明らかに一人で強敵と渡り合っているシーンがちらほらとある為レイ無双が、またあるときはクロナ無双が、さらに記憶の物語ではディア無双がそれぞれ発生しているのである

特に発生しやすいのがレイ無双であり、彼の場合育ての親(もとい姉)の特訓があれであった為にもっとも起こりやすい。その次にクロナ無双が来やすいのだが、ディアの場合ストーリーの展開の都合上どうしても発生しにくい(所謂成長物語の主人公的な感じ)。それどころか記憶の物語での勝率はかなり低め。

元ネタは三国無双などでお馴染みの無双シリーズだろう

【その悪夢すら凍らせる!! (ふぇいとぶれいかー)】
ベネトナシュ、もしまだ貴女を絶望が包むなら……

  その悪夢すら凍らせる!!

※この記事はキングダムハーツ【Five・Blade】のネタバレを含みます

その悪夢すら凍らせる!!とは、クロナの決め台詞の1つである

5年前に自分の信じてきたものに裏切られ続け、自身を何度も苦しませる残酷な運命を恨み世界に絶望したベネトナシュ。そんな彼女をその悪夢から救おうと止めを刺す際にクロナが言い放ったのがこの台詞。

凍らせると言う表現は氷属性のクロナならではであり、運命に抗い続けレイを探すクロナの決意が現れた印象深い物となっている

もしかしなくても元ネタはとある魔術の禁書目録のあの台詞。その為作者から『運命殺し(フェイトブレイカー)』と呼ばれることも

【まさに外道だな…… (まさにげどうだな)】
まさに外道だな……とはディアが好んで言い放つ名言(迷言)である。

事件は第3話『シーカー』で起こった。この回は記憶の物語の中でも重要な役割を持つチームシーカーが結成され、これからダークポケモン達と戦っていく決意を固めると言う物なのだが、それ以前の料理のネタに続きディアはやってくれた。

リュウトに手渡されたカードからスナッチマシンを呼び出し、自らの腕に装着したディアは感想を述べたのだが、

「なるほど……まさに外道だな……」

これがディアがネタキャラになる切っ掛けとなった。それを色付けるかのようにその時他のメンバーはドン引きしていた。そもそもスナッチマシンの何が外道なのか一切わからず、はたまた発言者本人がダークライから生まれている外道な存在である事から一種の『お前が言うな』になってしまっている。

チームシーカーのダイジョバ!には負けるものの第3話以降はかなり使われており、今では彼を代表する台詞となった。その為本サイトの検索キーワードにも外道の文字がある。

主な使い方としては回りから見て明らかに外道であるときに言うのが望ましい。しかし、現実で言うとディアのようにドン引きされる恐れがあるので場の空気をしっかり読むようにしよう。

【私が、君を守るから (わたしがきみをまもるから)】
私が、君を守るからとは、クロナの名台詞であり、彼女を象徴する台詞でもある。

キングダムハーツ【Five・Blade】にて自身にとってもう一人の自分のように大切な存在であり、片想いの相手のレイを愛するクロナが彼を失った事で第3期にて決意と共に言い放った。
単純かつ真っ直ぐにクロナの心情を表した台詞であり、その後も度々使われている。決してレイよりとは言えない物の彼女は強いので他のメンバーもこの台詞を聞いたとき完全に彼女の事を信頼していた。
ちなみにクロナはアクセントを『わ』に入れて発音している。それだけでなく少し間を置いて発音している為普通の台詞とはやや異なった言い方でこれを発している事になる。あえて分かりやすく表記するなら『私が 君を守るから』だろうか。

なお、記憶の物語では主役をディアに譲っている為か今のところこの台詞は確認されていない



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