short story
□お祭り
1ページ/1ページ
##NAME2##side)
狭い路地に沢山の露店が出ている。その間をすり抜けるかのような、夏祭り関係の音楽
銀ちゃんと、私は今お祭りに来てるんだ♪
今日は着物も着ていて本気‼︎
「おい、お前簪とれかけてっぞ?」
と銀ちゃんは、私の髪の毛をくしゃくしゃと直し始めた。私は銀ちゃんの胸に顔を埋めながら、ちらっと、銀ちゃんをみた。すると
「何?俺にキスして欲しいの?」
と意地悪に笑った
「そんなことないし!」
と言うと銀ちゃんは「よし!出来た!
直したんだからよー何かくれよ」
私はビックリしただって...
「えぇ⁈今日はお金使わないと思って、持ってきてないよ⁈」
「はぁ⁈どうやってお祭り楽しむんだよ⁈」
銀ちゃんはどうせ両手いっぱいに甘いものを買いそうだからお金を持ってきてない。それは、内緒で
「え!みて回るだけー」
というと
「じゃあ、これでゆるす。」
私の頭を後ろから押さえてキスをしてきた。私はビックリして「んん⁈」と言うと
「さっきのご褒美貰い」
といって意地悪に笑うと私の手を引いてまた歩きだした。