short story
□ピンクの花
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##NAME2##side)「おっそいなー」
私は今神威を待っている。一緒に夜桜を見に行こうと誘われたのだ。朝だと、神威は傘をさしながらで、かわいそうなので夜にしたのだ。....なのに...誘った本人が30分待っても来ないってどうゆうことよ!と考えていたら、神威がヒラヒラと手を振りながらこっちへ来た。
「ゴメン!待った?...よねーゴメンネ?」
と、可愛い顔でこっちを見たので、私は怒ろうと考えていたのを忘れて
「全然へーきだよー」
といってしまった。すると、神威はニコっと笑うと私の手を引っ張って
「♪恋人繋ぎ♪」
と言って手を絡ませた。私はビックリして、ボボボーっと顔が赤くなるのを感じると、神威は
「可愛いナ♪ほら、夜桜見に行コ♪」
とニヤニヤしながら、歩き始めた。