*CP*物語

□いの×サクラ[カスミ草]
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 サスケくん…

どうして…?

   何故そんなに

お兄さんに

復讐したいの…

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サクラは

考え悩んでいた

里を出てしまった

  想い人の事を…

そして

自分の届く事
のない想いと…

出ていく事を

止める事が

出来なかった

悔しさと悲しさで

胸が苦しく

切なかった…

そんな想いを

抱きながら

ひとり野原に

佇み座り―


「ア〜ラ、デコリンちゃんじゃない?」

その声に振り返ると

いのが腕組み

見下ろしていた

「なーんだ、アンタだったの?」

「何よ、その言い方!相変わらず可愛くないわね!!」

いのは心と裏腹に
サクラにそう言うと

身を屈め
サクラの
広いオデコを
小突き―

「イタッ☆痛いじゃない!何すんのよー!」

額を押さえながら
いのを見上げる


「何ってアタシ流のアンタへの挨拶のつもりだけど?」

「へぇ〜そうなの?
いの、アンタの挨拶って随分乱暴なのね。」

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