幻想少年創生録

□咎人情報録
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『咎人』
それは、人の悪の心の化身。
人の心を狂わせ、負の感情を糧に生き、強大になろうとする者。
咎人には階級がある(とは言っても、アダムとイヴが勝手につけただけなのだが)。

『罪人』
これは、咎人の中で最も多く、そして最も弱い咎人だ。
特に能力は無く、宿り主が狂うように促すことしかできない。

『攘夷』
二番目に強い階級。
武器の扱い等に長けている。
生まれ持っている狂気を発生させる能力は、罪人よりも強い。

『闇』
最も強いとされる咎人。
5000年に一度出現する。
普通の人間は、闇に取り付かれただけで自我を無くし、闇の思い通り動く人形になってしまう。



咎人の出現について
度々出現していたが、アダムの張った結界により、数百年の間は出現していない。

相性について
吉良 秀吉の一件により、咎人と、咎人に取り付かれた生物との相性も重要だと判明。
相性が良すぎると、咎人の意のままに操られるようだ。

二重人格者へ取り付いた場合について。
花水 新太郎の一件で判明。
二重人格である新太郎は、咎人が宿った人格と、咎人が宿っていない人格が存在した。
これは珍しいケースなので、まだよく分からないが、貴重な情報である事に変わりはない。

特殊能力について。
今までは、人間としてのリミッターを外させる『覚醒』のみであった。
が、新太郎の咎人は影を操る特殊能力を持っていた。
何者かが、咎人を急速に進化させているのだろうか・・・
真実を知っているであろうアダムは、今のところ口を閉ざしている。
 

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