志半ばで力尽きた作品群

□1500年代の戦場の話
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砲弾の音が残響として響き渡る中、指示の怒声と悲鳴が絶えず続いて、撤退を指示され、友の死体を置き去りに陣営へと引き返す。

暫くすれば出撃の号令があって、友と言えた人が一人、また一人と死んでいく。

帰ったら恋人と結婚の約束をしていた男。
僕に負ける度に、わざと負けてやったんだからなと叫ぶ小柄な新兵。
中途入隊の僕が気に入らないらしく顔を合わせる度に嫌味を言ってきた先輩剣士。

減っていく。




幾度となく繰り返された出撃で、僕は何と無く思う。
今日は多分僕の番だろう。
予感がして、そっと安心した。



↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑



フと瞼を開く。

敵兵の死体が幾千幾万。
仲間の骸が幾千幾万。
どちらかすらわからない遺体が幾千幾万。
吹き飛んで腕や脚しか見当たらないのが幾千幾万。
焼けて体が溶け出した死体が幾千幾万。

死ぬハズだったのに…と
ベタベタする唇を動かした。

ズル、と感覚があるんだか無いんだかよくわからない足を引きずって、なぜ戻ってきたのかもわからない拠点へ戻ると、見覚えの無い司令官がよくやったと僕を褒め称えて、見覚えの無い仲間が凄いと言う。
ここに残ったのは互いが互いに一切の面識のない兵役についている者だけ。
面識のあるやつは皆死んでしまった。












I look laughed, a sword.
I saw the blood of man who killed.
(僕は剣を見て笑った)
(そこに殺した人間の血を見た)



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アザミ兄さんが始めて人を殺した話のハズなんだけど…何でかな…剣士の時の戦場話になってる。
まぁ確かに始めて人を殺したんであろう時期だけど…。
あれぇ……………おっかしいなァ…。

どうにかしてちゃんと書き直し…
…………ってぎゃあああああああ!

(ちゃんとした話はアザミ兄さんに丸めて洞爺湖に捨てられました。)

へんじがない ただのしかばねの ようだ

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