ハニ受け2

□たまにはこんな、
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いつも通りの休日。
珍しく2人して朝早くに目が覚めて、ベッドでくっついたまま今日は何をしようかと計画を立てていた。
美味しいのに家からは少し離れたところにあるパン屋さんのパンが食べたいとねだり、けれど起き上がりたくないとぐずぐずしていたら、そんな僕をベッドに残してジスが買いに行ってくれた。


せめてジスが帰って来る前に飲み物やサラダの準備をしようとは思いはしても、なんだか身体がやけに怠くて動く気になれない。
被っていた布団を抱えるようにして包まればジスの匂いがして、怠いだけじゃなく変な熱までやってきた。
もっとこの匂いに包まれたくて、近くに脱ぎ捨てられていたパジャマを拾い上げる。
さっきまでジスが着ていたそれを両腕で抱きしめると、体の熱はさらに上がった。






「ん、ふぁっ、ぁ」
予定よりも随分早くきたヒートのせいで近くにあったジスの服をかき集めるのが精一杯で、いつもみたいに綺麗に巣を作ることもできなかった。
Ωとしてその事が気になってしょうがないけど、それよりも今は少しでもこの熱をなんとかしたくて必死に手を動かす。
触れてもいない前からはもうずっと溢れてべとべとで、自分でもわかるほどにヒクつく後孔に指をいれて掻き混ぜても、指なんかじゃ届かないもっと奥を突いてナカに出して欲しくてたまらない。
「じすっ、じ、す、はやくっ」
おねがいだから、はやくかえってきて。








「ジョンハナ?」
届かないことがもどかしく、必死で指を動かしナカを擦っていると急に部屋にジスの匂いが強くなった。
呼ばれた声に顔を上げると、これを助けてくれる唯一がそこにいる。

「それ、それちょーだい」
うまく作れなかった巣を見られるのが恥ずかしくて、少しでもましになるようジスの着ている服を引っ張った。渡されたパーカーとシャツをまぁるくならべて、さっきよりもちょっとだけ大きくなった巣が嬉しい。
じっと見られているのはわかっていても、その間もナカを掻く指は止められず、ぐちゃぐちゃした水音が大きく響く。

「ぁっ、んっ、あっ、やぁっん」
「ねぇ、服じゃなくて本物の僕はいらない?」
僕のすぐそばに腰掛けたジスから香る強い匂いに我慢できなかった。
パンツの上からでもわかるくらいに勃ちあがっているジスのそれが欲しくて、うまく動かない手でベルトを外し、下着ごとずり下ろしてその身体に乗り上げる。
「も、いれてっ」




「ひ、やぁぁぁぁっ」
ぐずぐずになっていたそこはすんなりとジスのモノを飲み込んだけれど、足の力が抜けてしまったせいで一気に奥まで入って、それだけで達してしまった。
目の前がチカチカして目の前のジスの体にしがみつけば、ジスの匂いで僕の身体は疼き勝手にジス自身を締め上げてしまう。
「んっ、やぁっ、ぁ、いゃっあっ」
下から突き上げられるせいで入っちゃダメなんじゃないかってくらい奥の方まで突き抉られ、それから逃げようとすれば肩を押さえ込まれより奥まで犯される。
「そこっ、やぁ、こわれ、る」
やだって言っても無理だって言ってもジスは離してくれなくて、身体のいろんなところを吸われ、噛まれ、痛いのにそれすら気持ちよく思ってしまうのが怖い。


「んぁっ、ぁ、じす、こわいっ」
いろんなものでぐちゃぐちゃになってる顔を隠す余裕もなくジスに縋り付けば、やっとぎゅっと抱き返してくれた。
「ん、大丈夫。一緒にいるから」
それでも突き上げられる動きは変わらずそのまま巣の上に寝かされ、脚を大きく開かされたせいでさっきよりももっと奥に入ってくる。

「んっひぃあっ、やぁぁっ」
達した締め付けでジスも達したのかナカで熱いのが広がるけれど、それもまた気持ちよくて痙攣したみたいに身体はヒクつく。達したはずなのにちっとも萎えずに硬いままのジスのモノは、そのまま容赦なくナカを責め立ててくる。
「ゃ、ゃだ、じす、しんじゃ、ぅ、からっ」
「ごめん、ハニごめん。僕も止まれない」
苦しそうな顔して謝るジスに、これからしばらく続く快楽を思ってまた体が震えた。
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