short
□destruction
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シングルリリースの記念に
俺達は昭仁の家で飲んでいた。
今までのお祭り騒ぎも落ち着いて、
やっと、二人きりになれた。
「あきっと…俺な、
お前のことが好きなんよ」
もう耐えられないから
「えっ…好き?
またぁ〜なに言ってるん?、
あっ、もう酔ったんか、んぅっ!!…」
チュッ…
いきなりのキスに
動揺した昭仁は俺を突き飛ばした。
「なぁ、何するんよ!!」
「…んき」
「はぁ?」
「酔っていんから、本気」
「えっ……」
昭仁がひいている、
そんなこととっくに覚悟しただろ?
「もう、
あきっとが他の奴と笑っとるん
見ると辛いんよ…」
昭仁の顔はひきつっていた。
やってしまった、
これでもう後戻りはできない