携帯獣 黒と白

□第十一話
6ページ/6ページ


その後すぐに笑顔になって

サトシの方に駆けて行く

切り替え早すぎじゃねぇ?

ベル「ねぇねぇねぇ聞いて聞いて!」

サ・ピ「[え?]」

ベル「今日は負けちゃったけど
  あたし旅に出たばっかだから

  次会うときはチャオブーとチラーミィ

  もっと育てておくからね」

サトシ「あ・・・あぁ・・・」

ベル「シッポウジムのバトル頑張って!
  じゃ!」

そう言ってさっさと行こうとするベル

貴「あ!おいベル!」

ベル「なに?うわっ!!?」

途中で呼び留めてミックスオレを渡した

貴「またな」

ベル「ありがとう!
  まったねー!」

あっという間にいなくなるベル

何だか

嵐が過ぎたような感じだな

サトシ「ま いっか
  バトルに勝ったし
  バッジケースも手に入ったし」

サトシの手には

チラーミィに磨かれて

ベルが渡した時とは見違えるほどに

ピカピカになっていた

サトシ「よし!次のジム戦も
  この調子でバッジゲットだぜ!」

気合を入れ直したところで

皆にもミックスオレを渡した

アイリス「ほんと アオのカバンって
   いろいろ入ってるわよね」

デント「ありがとう」

サトシ「サンキュー!」

貴「さ 後一山なんだろ?
  さっさといこうぜ」

そう言うと

皆揃って“おー”と答える





アララギの使い

ベルに振り回された俺達だったが

次なるシッポウジムでのバトルへ向け

俺とサトシは

決意も新たに

出発するのだった





その後


紅蓮[おい アオ大丈夫か?]


出発しよう準備をしていると


紅蓮が声を掛けてきた


貴「乗せて」


まだ


体が冷えてる為


紅蓮の背中に乗せてもらった


一応薬も飲んだから


シッポウシティに着くまでに


良くなるだろう


紅蓮の背に乗ってる俺を見て


サトシが羨ましそうにしていたけど


体がきついから仕方ないだろう


適当にあしらってやった







次の章へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ