携帯獣 黒と白

□第十四話
1ページ/3ページ


イッシュ地方2つ目のジムでジムリーダー

アロエの手持ちポケモン

ヨーテリーとミルホッグの

見事な攻撃の前に破れたサトシは

再度シッポウジム挑戦の為

俺達とポケモンバトルクラブを訪れた

そして

扉が開かれた先には

様々なトレーニング用の機械が置いてあった

サ・ア・デ「「「わぁー!!」」」

ドン「我がポケモンバトルクラブ自慢の特訓場だ
   存分に鍛錬するがいい!!」

サトシ「はい!!ありがとうございます!!」

ドン「まずはポカブからだ
  あのマシーンを使いたまえ」

ドンさんが差したのは

ランニングマシーンの様な物

サトシ「よぉーし 出てこいポカブ!!」

ドン「よいか!!アロエのおっ母に勝つには
  ポケモンのスピードをアップさせ
  技の威力を高める必要がある」

サトシ「ポカブ!! 徹底的に鍛えるぞ!!」

サトシの背中を蹴って

ポカブの隣に立たせる

サトシ「何すんだよ!?」

貴「お前も鍛えろ」

ドン「うむ その子の言う通りだ
  サトシ君 「吠える」と「黒い眼差し」のコンボで
  気が動転せぬよう そして 咄嗟の判断力を養う為
  トレーナー自身の能力も高めるのだ!!」

サトシ「はい!分かりました 俺 やります!
  アオはこのことを俺に言いたかったんだよな?」

貴「いや 嫌がらせ」

アイリス「やっぱり・・・」

貴「といいたい所だけど
  俺自身だって鍛えてるから
  トレーナーも鍛えた方がいい

  ポケモンも弱いトレーナーには
  付いて行きたくなくなるしな」

デント「アオだからこその発想だね」

貴「そうか?
  てか 俺も特訓したいんですけど」

ドンさんに向かって言えば

何でも使っていいとのこと

どうすっかなぁ?

じゃあアレするか

俺達はプールに行く事にした

デント「どこに行く事にしたんだい?」

貴「プールだけど」

アイリス「見たい!」

貴「別にいいけ・・・」

紅蓮[ダメだ]

別に構わなかったのだが

紅蓮が嫌らしいから断っておくか

貴「悪い 紅蓮が嫌がってるから」

アイリス「そっか 残念」

デント「もっと君を良く知ることが出来ると
   思ったのになぁ」

俺はプールにドンさんと移動した

その後プールの操作の仕方を教えて貰い

ドンさんがサトシの方に向かったのを

確認すると

 ボフンッ

と音がして擬人化した紅蓮が立っていた

しかも

水着姿で

何故お前が水着姿になる必要がある?

まあ

いいか

仲間をボールから出し俺と紅蓮は

ウォーターガンを両手に持って

プールに入った

俺も水着に着替えてるぞもちろん

そして緩やかではあるが

一応流れを付けてある

貴「よし お前等の持ち技で
  俺達の打つ水鉄砲を
  消していくんだぞ」

紅蓮「俺は技も出していくから 
   全力で消して行け」

そして

Trois(3)

Deux(2)

Une(1)

Zéro(0)

カウントを始めると皆の顔が引き締まる

最初は何の事だかわからなかった狼牙も

皆のオーラを感じ取ったのか

真剣な表情になる

カウントが終わると

俺はウォーターガンを乱射しまくった

立ち泳ぎをしながら

紅蓮はウォーターガンを乱射しつつも

背中から「シャドーボール」やら

「鎌鼬」などを出現させて

遠距離型の攻撃をしていった

どういう原理になってるのか

分からないけど

もちろん俺同様に立ち泳ぎをしながら

当てるようには打ってはいないから

怪我をするわけではないけど

かといってそのまま放置すると

自分に当たる もしくは

他の仲間に当たる可能性があるため

全て技で相殺していった

それを30分位連続で行っていると

俺も皆もクタクタだった

なのに紅蓮は

少し息が乱れたな〜

って感じ位にしか疲れてなかった

なんでだよ!







次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ