青エク オリジナル過去編


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 次の日、昨日しっかりストレッチしたお陰で、筋肉痛はない。

 今日は、自分の足で、昨日の訓練所に向かう。

 あぁ、そういえば、1人で外に出るのは、始めてだ。

 今度、メフィストに許可もらって遊び行こっと。

 しかし、この髪色のせいか、視線が多い気がするが、訓練所までの我慢だ、我慢。

 訓練所に着くと、藤本さんが待っていた。

『おはようございます。』

藤「おぅ!はよう。昨日の疲れは残ってないか?」

『はい。ストレッチを念入りにしたため大丈夫です。』

藤「そうか、まぁ、今日は、あんまり体力を使わないやつにするか。」



〜手騎士〜

藤「メフィストから、お前に使い魔がいると聞いたが?」

『はい。今喚びますね。火焔、水蓮、出てお出で。』

 ポポンッ

火「呼んだか?蒼碧。」

水「呼ばれて飛び出て、ジャーン。」

藤「これは!?蒼碧、なんでこんな上級の悪魔を2匹も持ってやがる?」

火「別に細けぇことは気にするなよ。聖騎士さんよぉ。」

藤「だ、だが...;」

水「気にするなってぇ。で、蒼碧、なんで僕達喚んだの?」

『藤本さんから喚ぶように、おっしゃられたから。』

火「で、俺達はなにすればいいんだ?」

藤「ひとまず、聞いておくが、蒼碧、どのくらいの時間コイツらを外に出せれる?」

水「僕達は、毎日寝るのもずっと一緒だよ?虚無界(あっち)に戻ったのも、訓練に集中するからって久しぶりだし。」

藤「ほ、本当か?蒼碧;;」

『ええ。間違いありませんが、なにか訓練に支障でもありますか?』

 ん?

 尋問か?

 これは。

 訓練ってもしかして、この子達を外に出しとくだけ?

藤「いや、ない。だったら、次のステップか。蒼碧、コイツらが、悪魔の力使ってるのを、見たことあるか?」

『ある?』

火「いや、ねぇな。物質界(こっち)に来てから、蒼碧がまだ子供だからってことで、使わないように、フェレス卿に言われてたしな。」

水「だね〜。僕達にとって、蒼碧の次に、メフィの命令が絶対だもん。」

 え、そんなことメフィストに言われてたの?

 聞いてないよそんなこと;

 あのピンク野郎なに勝手に私の友達に!

藤「メフィスト、案外、お前に優しいんだな。」

 藤本さんが、私の頭を撫で、微笑んでくれる。

 藤本さんが2匹に向き合い、訓練の話をし始めた。

藤「よし、じゃあ、お前ら。ここで悪魔の力を使って、遊んどけ。」

 へ?

 遊ぶ?

水「やった〜♪遊ぶ遊ぶ〜♪」

火「悪魔の力を使ってか....。面白いじゃねぇか。存分に遊んでやる。」ニヤリ

火焔さん顔が893さんになってますよ・・・






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