青エク オリジナル過去編
□6
3ページ/8ページ
次の日、昨日しっかりストレッチしたお陰で、筋肉痛はない。
今日は、自分の足で、昨日の訓練所に向かう。
あぁ、そういえば、1人で外に出るのは、始めてだ。
今度、メフィストに許可もらって遊び行こっと。
しかし、この髪色のせいか、視線が多い気がするが、訓練所までの我慢だ、我慢。
訓練所に着くと、藤本さんが待っていた。
『おはようございます。』
藤「おぅ!はよう。昨日の疲れは残ってないか?」
『はい。ストレッチを念入りにしたため大丈夫です。』
藤「そうか、まぁ、今日は、あんまり体力を使わないやつにするか。」
〜手騎士〜
藤「メフィストから、お前に使い魔がいると聞いたが?」
『はい。今喚びますね。火焔、水蓮、出てお出で。』
ポポンッ
火「呼んだか?蒼碧。」
水「呼ばれて飛び出て、ジャーン。」
藤「これは!?蒼碧、なんでこんな上級の悪魔を2匹も持ってやがる?」
火「別に細けぇことは気にするなよ。聖騎士さんよぉ。」
藤「だ、だが...;」
水「気にするなってぇ。で、蒼碧、なんで僕達喚んだの?」
『藤本さんから喚ぶように、おっしゃられたから。』
火「で、俺達はなにすればいいんだ?」
藤「ひとまず、聞いておくが、蒼碧、どのくらいの時間コイツらを外に出せれる?」
水「僕達は、毎日寝るのもずっと一緒だよ?虚無界(あっち)に戻ったのも、訓練に集中するからって久しぶりだし。」
藤「ほ、本当か?蒼碧;;」
『ええ。間違いありませんが、なにか訓練に支障でもありますか?』
ん?
尋問か?
これは。
訓練ってもしかして、この子達を外に出しとくだけ?
藤「いや、ない。だったら、次のステップか。蒼碧、コイツらが、悪魔の力使ってるのを、見たことあるか?」
『ある?』
火「いや、ねぇな。物質界(こっち)に来てから、蒼碧がまだ子供だからってことで、使わないように、フェレス卿に言われてたしな。」
水「だね〜。僕達にとって、蒼碧の次に、メフィの命令が絶対だもん。」
え、そんなことメフィストに言われてたの?
聞いてないよそんなこと;
あのピンク野郎なに勝手に私の友達に!
藤「メフィスト、案外、お前に優しいんだな。」
藤本さんが、私の頭を撫で、微笑んでくれる。
藤本さんが2匹に向き合い、訓練の話をし始めた。
藤「よし、じゃあ、お前ら。ここで悪魔の力を使って、遊んどけ。」
へ?
遊ぶ?
水「やった〜♪遊ぶ遊ぶ〜♪」
火「悪魔の力を使ってか....。面白いじゃねぇか。存分に遊んでやる。」ニヤリ
火焔さん顔が893さんになってますよ・・・