青エク オリジナル過去編
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燐side
燐「なあ、雪男!!外にめっちゃ可愛い子いたぞ!!」
ケンカして出来たキズを雪男に治してもらうついでに、さっきあったことの報告をした。
雪「可愛い子?それは良かったね。」
燐「おぅ! しかもなんかジジイの知り合いみたいでよ、名前で呼んでたぜ。」
雪「神父さんが名前で?なんて名前だったか、覚えてる?」
いつもは聞き流す雪男が意外と興味を持った。
燐「なんだ?お前も気になんのか?確か、蒼碧ってジジイは呼んでたぜ。」
雪「そっか。(たぶん、試験結果の報告だろうな。後から、僕も行ってみよ。)」
ホント可愛い子だったなぁ。
ジジイの知り合いだったら、また、会うこともあるかな?
いつ会えるか楽しみになってきた。
雪男side
蒼碧の合格通知を見て、僕は、驚いたが、自分のことの様に嬉しく思った。
でも、上一級か。
はぁ;
藤「どうした、雪男?」
雪「神父さん。いや、蒼碧のことでね。」
藤「あぁ。あいつは凄いな。なんたって、訓練を6歳から始めたからな。」
雪「じゃあなんで僕より先に試験受けなかったかしってる?」
藤「なんか、14になるまで試験は受けないって最初から言ってたな。
理由はわからねぇが、アイツなりに、考えがあったんだろ。」
雪「そっか。(でも、1年先に祓魔師なったのに、追い越されるって悔しいな。)」
ネイガウスside
あいつが、私と同じ階級か。
まぁ、元々訓練はしてたみたいだし、使い魔も上級を2匹。
何故、医工騎士を取らなかったのか。
まぁ、あいつのことだ。
どうせ、荷物がかさばるとかの変な理由だろうな。
「ネイガウス先生。さっきの子は?」
ネイガウス「私が個人で受け持っていた生徒です。」
「あの子、いくつなんですか?」
ネイガウス「14歳だったと思いますが。」
あぁ。
うるさい。
白夜があんなに、煩く入ってきたせいで、目立ってしまったじゃないか。
これは、今度会ったら説教だな。
と、心に誓ったネイガウスだった。(←
そして後日。
任務先で、白夜に礼儀や、行儀についてみっちり教え込んだ。