携帯獣 黒と白

□第十四話
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俺達の特訓が終わり

着替えてサトシ達の元に向かうと

サトシ達も丁度終えたようで

プールに向かってきていた

サトシ「もう 終わったのか?」

貴「おう そっちは次はミジュマルか?」

サトシ「そうだ!」

サトシと話していると

サトシを押しのけてアイリスが押し込んできた

アイリス「水も滴るイイ男!って感じね
   流石アオ!カッコいいわね!!」

なんか

恋する乙女に似たようなオーラを

纏ったアイリスが俺に言ってくる

イイ男って・・・

一応俺女なんだけどな・・・

ドン「アオ君は次はどうするのかね?」

貴「どうする?」

紅蓮に確認するように聞けば

紅蓮はまだやると言った

しかし

それを聞いたボールに戻っている仲間たちの

ボールがカタカタいって抗議してきた

それを見た紅蓮が

もちろん俺だけ

それを聞いて皆は安心して静かになった

もうみんなクタクタだもんな

貴「サトシがやっていた奴を」

デント「なら 操作は僕がするよ
   見てたから大体はわかるからね」

という事で

俺とデントはサトシ達と別れて

トレーニングルームに向かった

その後

紅蓮は俺を巻き沿いにして

サトシと同じ特訓を受けた

サトシと違って余裕で避けたり

紅蓮だけでなく

俺もボクシングスタイルで

「シャドーボール」を真似たボールを弾いて

紅蓮の方に飛ばして行った

紅蓮[おい 俺の方に飛ばすな]

とかなんとか言われたけど

無視して紅蓮の方に弾いていた

だって俺も疲れたんだもんよ〜

 パカッ

俺達が無言で特訓をしていると

いきなり誰かのボールが開き

足元に誰か来た

まあ

足元だから狼牙か乃乃なんだけどね

狼牙[ミーもやる!]

乃乃[僕も頑張るー!]



まさかのどっちもでしたか

乃乃はランニングマシーンの速さに

付いて行くのが必死だったけど

それを狼牙がボールを弾くことで

カバーしていた

イイじゃんこの組み合わせ

10分ぐらいすると

デントが声を掛けて終了を知らせた

デント「凄いね アオも紅蓮も
   乃乃も狼牙も皆一度もボールに
   当たってなかったじゃないか!」

アイリスの元に行きながら

デントに俺達を見ての感想を貰った

その後

アイリスと合流して

食事を取ることにした

皆疲れてたから各自ポケモンフーズを

食べさせていると

アイリスはキバゴがいないことに気付いた

アイリス「さっきまでいたのに・・・」

紅蓮[キバゴなら プールに向かって行ったぞ]

貴「プールに向かったって」

アイリス「え!?」

キバゴを追う為俺達は

さっさと食べ終わるとプールに向かった

プールに着くと荒れた海みたいになってた

アイリス「キバゴ!」

ミジュマルが波にのまれそうになった所を

サトシに抱えられた

サトシ「大丈夫かミジュマル 行くぞ
   特訓はまだ続いてる 負けてたまるか」

その言葉にミジュマルが頷くと

サトシがミジュマルを滝に向かって

放り投げた

そのまま滝を登りきると

ドン「そのまま滑り降りろ!」

その指示の通りに滑り降りて行くと

ミジュマル周りを水が囲い始める

そしてドンさんの指し示す的に向かって行ったが

途中で威力を失い

的の前のマットに落ちてしまった

アイリス「凄い凄―い!今の技 もしかして
   「アクアジェット」!?」

ミジュマルの元にアイリス達と共に駆け寄る

デント「そうらしいね
   ちょっと微妙なtasteだけど」

紅蓮[「アクアジェット」は目ぇ瞑ってたら
   当たらないんじゃないのか?]

貴「だよな でもその内その課題も
  クリアするだろうよ」

後ろから静観するようにしていると

紅蓮が気付いたことを話して来たけど

そのことにサトシが気付くのは

もっと先の話

だから今はそっとしておこう

サトシ「「アクアジェット」!?
   やったぜ!「アクアジェット」を覚えたぞー!」

とサトシが階段の所で喜んでいた

そんな所で騒ぐと滑るぞ

と思っていたら

本当に滑って運良くプールに落ちた

ドン「大丈夫かね?」

サトシ「はい! まさかあんな技を覚えるなんて
   凄いじゃないかミジュマル!!」

サトシが褒めてやると

ミジュマルは当たり前だと言って

胸を張って胸を叩いた







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