青エク オリジナル過去編


□2
1ページ/2ページ



?「.....ぉきてください、あお。」

『ん?.......あまいもん?』

 名前を呼ばれた気がして、目を覚ましてみたら、目の前にはアマイモンの顔。

 今更だけど、自分、順応性高くない?

アマイモン「はい。アマイモンです。物質界に着きましたよ。今から、兄上の所に行きます。」

『しゃまえるしゃまのとこりょ?』

アマイモン「はい。少し待たなければいけないのですが、散歩しますか?」

『うん! しゅる〜』

 舌っ足らずなところは、これからどーにかすれば大丈夫だろうが、問題は高さだ。

 アマイモンが地面に降ろしてくれたはいいが、周りは大人の足ばかりだ。

アマイモン「行きますよ?」

 そう言って、手を差し出してくれた。

 意外と優しいもんなんだ。

 アマイモンって。

『かえんとすいれんは?』

火&水「「ここ!!」」

 火焔と水蓮は、仔犬サイズになって蒼碧の足元にお座りしていた。

『よしよし、いいこいいこ♪』

 と撫でてやると、2匹は気持ちよさそうな顔になった。

 その後、アマイモンにいろいろ買って貰った。

(全て食べ物で、そのほとんどが、アマイモンのお腹の中に入っていったが…;)

 時間だと言ったアマイモンは、来た時と同じように、蒼碧を抱き上げ、サマエルの所に向かった。




次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ