携帯獣 黒と白
□第四話
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サンヨウシティについた俺は
PCで仲間の回復を終わらせ
サンヨウジムである
レストランに来ていた
途中の2番道路では
意外とトレーナーが沢山いて
乃乃とボルトと蒼穹の
経験値稼ぎの場と化していた
休憩中も
紅蓮と追いかけっこをしたりして
遊んでいて
紅蓮のスピードに付いて行こうとして
素早さが上がっていた
あ
紅蓮の素早さはヤバイぞ
スピードフォルムのデオキシスも
泣いちゃうくらい速い
そして
強い
まあ4年も旅に出たりすれば
強くもなるか
でも
主人公くんのピカチュウは
全然レベル上がらないよな
そして
いつもはこの段階で
ある程度スピードが上がるんだけど
乃乃だけが全然上がらない
なんでだ?
まぁ
スピードが遅ければ遅いほど
威力の上がる技もあるから
構わないか
まぁ
それは置いといて
コーン「いらっしゃいませ
チーズケーキと
珈琲のブラックになります
では、ごゆっくり」
俺が頼んだケーキと珈琲がきた
腰に付けてるボールが
カタカタ揺れて食べたいと言ってくる
隣で伏せている紅蓮は
甘い匂いでしかめっ面になってる
デントがいないから
もしかしたら原作に
入るのかもしれないな
ガチャ
?「たのもー!!!」
ピカチュウ[たのもー!!!]
途端に女性の話声で賑わってた店内が
静かになった
やっぱり原作に入ったか
そして
流石サトシ
相変わらずだな
サトシ「んぁ・・・あれぇ?」
ピカチュウ[あれれ?]
アイリス「ここがサンヨウジム?」
そんなサトシたちの所に
ポッドとコーンが向かう
ポッド「はーい Welcome!!」
コーン「いらっしゃいませ」
デント「とにかく中へ入ってよ」
デントに肩を押されて
入って来たサトシ
コーン「お客様 相席よろしいでしょうか?」
貴「ええ 構いませんよ」
サトシたちは
俺が座るテーブルに座った
いつになったら
サトシは俺だということに
気付くんだろうな
サトシ「ん? このアブソル・・・・・・
アオさんの?
あれ!? アオさんですか!!?」
紅蓮で気付くのかよ
貴「いい加減さん付けやめろよ
久しぶりだなサトシ
ピカチュウも久しぶりだな」
まぁ
感動の再会も果たしたし
ケーキも食べたし
後はジム戦か
ポッド「では、注文を聞かせてください」
コーン「まずはお飲物をお持ちしましょうか」
サトシに次から次へと声が掛けられる
コーン「冷たいモノでしたらサイコソーダが
オススメです」
サトシ「サイコソーダなんていらないよ」
ポッド「それじゃあお手頃なプライスの
ランチはどうかな?」
サトシ「お腹も空いてないし」
ピカチュウ[僕も]
ウェイターである
ポッドとコーンはサトシに向かって
オススメやら注文やらを喋る
他のテーブルにいる女性客は
こちらをチラチラ見て
ヒソヒソと話している
サトシはそれらに対してプルプルしてた
あー
俺うるさいのはパス
貴「紅蓮 耳塞いでろ」
紅蓮[分かった]
俺も耳に手を当て
外の声を塞ぐ
その時丁度サトシが叫ぶ
俺はサンヨウジムでジム戦をしたいんだぁー!!!!
と
そして
さっきまでコソコソ喋っていた女性客が
喜びだす
女「「ジム戦―!!」」
ハートが飛ぶほど喜ぶ女性客には
同性ながらも引き目で見てしまう
たじろぐサトシ
サトシ「な・・・なんだよぉ
もおこんな所」
貴「俺もジム戦参加でよろしく」
サトシ「アオさ・・・
アオ何言ってんだ?
ここはジムじゃなさそうだから行こうぜ」
サトシはいつまでたっても子供なんだな
デント「ちょっと待って」
外に出て行こうとするサトシを
デントが呼び留めた
そして照明が落ちる
アニメで見てたけど派手な演出だよな
店の奥に向かうウェイター達
デント「君達のその望み 叶えてあげるよ!」
女「「きゃー!!」」
ポッド「挑戦者だったのか
だったら熱く迎えてやるぜ!!
灼熱の炎のように!!!」
女「「ステキー!!」」
コーン「いいえ 冷たい水の様に
クールに応対すべきだと思いますが?」
女性客の声が耳に響いて
あんまり気持ちのイイものじゃない
サトシ「一体どうなってんだ?」
ピカチュウ[どうなってんの?]
デント「つまり ここがサンヨウジム」
ポッド「そして僕達」
コーン「三つ子の兄弟が」
3人「「「ジムリーダーなんだよ」」」
アイリス「兄弟が!?
それじゃあジムリーダーが3人も!!?」
キバゴ[すごいねぇ〜]
決めゼリフと決めポーズをとった