携帯獣 黒と白

□第七話
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シッポウシティを目指して

旅を続ける

俺達は

一休みと称し

アイリスVSデント

のバトルを始めようとしていた

それを

ふくれっ面で見るサトシ

まあ

このバトルの意味を

理解してないから

仕方がないか

サ「なんだよぉー
  バトルやるんだったら俺達とやろうぜ!」

ピカ[そうだよー!]

ア「ダーメ!!君たちバトルになると
  絶対本気でくるでしょ?」

サ「そりゃバトルだし」

ア「ほーらもぅ子供なんだからぁ
  あたしのキバゴにボルテッカーなんか
  決められたらたまんないもん」

呆れながら言うアイリス

そういう君も子供だと思うけど

まあ

俺は優しいから言わないでおくよ←

サ「じゃあボルテッカーなしで!!」

いや

ボルテッカー以外の技を

全力でやるでしょ

君達

ア「いいから黙ってみててよ!!」

いつまでたっても引かないサトシに

アイリスが痺れを切らし

怒った

だから

そういう所が子供なんだって

貴「サトシ バトルがしたいなら
  俺としないか?」

アイリスが不憫に思えて

サトシにバトルを提案したら

皆に驚愕された

ア「珍しいわね
  アオからバトルしようだなんて」

デ「僕も・・・今までそういうflavorを感じなかったからね」

貴「俺だってやりたいときぐらいあるさ」

適当に言っていれば

隣に座るサトシから

滅茶苦茶視線を感じた

サ「じゃあやろうぜ!」

サトシの方を向ければ

キラッキラっの目で俺の事を

見てるんだろうな

って分かるぐらい声のテンションが高かった

貴「このバトルが終わってからな」

サ「よっしゃー!!」

喜ぶサトシ

相変わらず無邪気だねぇ

キバ[よーし!やるぞー!]

ア「よーし!
  気合が入ってるわねぇキバゴ!」

キバ[キバァ!!!]

気合入れの為の一鳴き

ア「じゃ 始めようか」

デ「了解 ヤナップ オーダー通りに行くよ」

ヤナップ[了解!]

サ「オーダー?なんだそれ?」

デントの言葉に疑問を持ち

サトシが首を傾げた

ア「見てたらわかるわよ
  キバゴ!!ひっかく攻撃!!」

ポーズだけは

一人前な感じのアイリス

キバ[やるぞー!]

キバゴがヤナップに向かって

トテトテと可愛らしく走って行く

デ「ヤナップ タネマシンガン
  優しくね」

ヤナップ[はい!]

ヤナップがゆっくりと歩いて

キバゴの方に近づいた

サ「優しく?」

ヤナップが息を吸い込んだ

タネマシンガンの準備動作

まあ

こんなゆっくりだったら

ホントのバトルでやったら

アウトだけどね

ヤナップ[ぷぅ〜]

タネを一粒弱く飛ばした

しかも

メチャクチャ弱く

タネマシンガンって言うより

タネ飛ばし

みたいな弱さ

それを何発かキバゴに当てた

するとキバゴは

頭を抱えてうずくまってしまった

ア「あぁ!!キバゴォ!!」

サ「なんだ・・・今の?」

ピカ[さあ?]

アイリスは

頭を抱えているキバゴに駆け寄った

アイ「キバゴ、痛い?」

顔をあげたキバゴは

涙目になっていた

キバ[いたいよ〜]

デ「え〜 今くらいのパワーでもダメ?」

ヤナップ[ダメなの?]

泣きそうなキバゴを見て

デントとヤナップは

同じ仕草をして困っていた

ア「キバゴ 練習なんだから頑張って!!」

意外とスパルタなアイリス

サ「練習?このバトルが?」

デ「そう それがオーダー
  キバゴをバトルにならしていく練習
  だからこっちは
  どんな技もソフトに本気の20%でやる
  って約束なんだ」

ヤナップは自分の手に

タネマシンガンをして

強さを確認してる







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