携帯獣 黒と白

□第八話
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シッポウジムを目指し

旅を続けるアオ達は

ポケモンバトルクラブのある

カレントタウンに到着した

まあ

到着した途端

サトシは走り出したんだよな

いつもの様に

隣でデントとアイリスは

めっちゃ疲れきってた

貴「大丈夫か?

  はい おいしいみず」

二人にポーチに入ってた

おいしいみずを差し出せば

凄い勢いで飲み干した

アイリスは動きやすい服装に対して

デントは・・・

うん

動きにくそうだね

デ「なんでアオは息切れしてないの?」

貴「何でだろうな?」

疑問に疑問で返す

これって意外と楽しいよな

デ「やっと追いついたよ〜」

ア「ポケモンバトルクラブは逃げたりしないのに
  あんなに走るなんて・・・子供ね〜」

貴「その子供に追いつけない
  という事は
  俺達は老けたということになっちゃうのか?」

デ「それは言わないで」

サ「あぁ!!!」

いきなり大声を出したサトシ

そしてそれに驚くデントとアイリス

まあ

俺も地味に驚いた

ア「何よ!大きな声出して!」

サ「シューティーだ!
  シューティーが来てるんだ!」

貴「げ・・・マジかよ・・・」

紅蓮[おい・・・俺はゴメンだぞ]

バロン[どうかなさったのですか?
   アオ様も紅蓮様も
   苦虫を噛んだ様な顔をされて]

紅蓮の背中で

タマゴを大事そうに抱えながら

俺達の顔を見て

不思議そうな顔をするバロン

まあ

紅蓮以外会ったことないもんな

仕方ない

貴「まあ 会ったら分かるさ
  簡単に言うとめんどくさい奴ってこと」

ア「シューティー?」

デ「本当だ!!この街に来ていたんだ」

サ「知ってんのか?デントもアオも」

デ「彼もサンヨウジムに挑戦に来てね
  見事バッジをゲットしたんだよ」

サ「そうだったのかぁ」

貴「俺は・・・・・・言いたくない」

デ「なんだか渋みのあるTasteを感じるよ;」

ア「ちょっとぉ!!
  三人で話を進めないでよ!!
  誰なのこの子は?」

貴「ウザい奴」

サ「ハハハ・・・;
  俺がアララギ博士のところで出会ったトレーナーさ
  俺がイッシュ地方で初めてポケモンバトルをした奴だ

   決めたぞー!!
   シューティーともう一度バトルだ!!」

貴「はぁ!!?
  サトシお前アイツと会う気か?」

サ「おう!」

デ「初めてアオが叫んだのを聞いたような気がするよ」

ア「あたしも

  それだけ嫌な奴ってことかしら?」

?「ん 了解した」

背後から声がしたと思えば

なんだか厳つい男性

?「バトルの事なら何でもお任せ
  ポケモンバトルクラブへようこそ

  シューティー君とのバトルを
  希望だね?

  君の名は?」

サ「サトシですけど・・・
  そのぉ・・・」

?「ん?どうかしたのかな?」

サ「いえ・・・
  確かカラクサタウンでも会ってる様な気が・・・」

?「カラクサタウン?
  あぁそうかそうか
  従兄のクラブにも寄ったんだね?」

そういえば

カラクサタウンにも

バトルクラブあったな

サトシ「従兄?」

?「さよう
  あれを見給え」

そう言って指を差した先には

目の前にいる男性と

同じ顔をした男性が

何人も写った写真があった

サトシ「これは・・・!?」

?「君の会った
  カラクサタウンのドン・ジョージは彼だ
  それでこっちがこのワシ
  カレントタウンのドン・ジョージ」

この男性はドン・ジョージ

って言うんだな

でも

どうやって区別を付けるのかも

疑問に思う所だけど

やっぱりさ

皆同じ顔って遺伝子レベルで

可笑しいじゃん?

もう

クローンじゃね?

ってレベルだよな

サ「へぇ〜 皆そっくりだ!」

ピカ[ホントだ!]

ドン「では シューティー君を呼び出そう」

そう言って

機械をピコピコやりだすドンさん

マジで呼ぶのかよ

 はぁ〜

紅蓮と俺の溜息が重なっても

既にドンさんは

連絡を取り始めていた







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