魔法の世界
□赤ずきんちゃん
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ハーマイオニー「昔あるところにとても可愛らしい女の子がいました」
ロン「ある日、その女の子のお母さんが赤いビロードの切れでずきんを作ってくれました。」
フレッド「ほら、ずきんが出来たよ」
『わぁ!ありがとうお母さん!とっても素敵だわ!』
ハーマイオニー「そのずきんは女の子にとてもよく似合い、みんなは女の子を"赤ずきん"と読んでいました」
フレッド「あぁ!なんて可愛いんだ!ずきんがなくても可愛いけど!さすが僕…私の娘!」ギュッ
ジョージ「あ!フレッド!てめえ!」
ロン「あー。そんな赤ずきんにフレッド…お母さんは離すまいとしっかり抱きしめました」
オリバー「こらこら!フレッド!そんなシーンないぞ!ロンも勝手にナレーションするな!」
ロン「フレッドに合わせただけさ!」
ハーマイオニー「そんなの合わせなくていいのよ!二人ともちゃんと台本通りにやって頂戴」
オリバー「それじゃ続きから!」
ハーマイオニー「ある日のこと、お母さんは赤ずきんを呼んでいいました」
フレッド「赤ずきんや。おばあさんが病気になってしまったのよ。おばあさんはお前をとても可愛がってくれたからお見舞いに行ってあげなさい。きっと喜ぶから」
『はーい』
フレッド「それじゃこのケーキと上等なぶどう酒を持ってお行き。」
ロン「赤ずきんは一人でおばあさんの家にいくのは初めてなのでお母さんはとても心配していました。」
ハーマイオニー「しかし、お母さんは用事があって一緒にいけません」
フレッド「本当に気をつけてね!やっぱりお母さんも一緒に行こうか!?」
『だ、大丈夫よ。それに、お母さんは用事があるんでしょ?私に任せて』
フレッド「悪いルーピ…狼に気をつけなさいよ!話しかけられても無視するのですよ!」
『はーい』
ハーマイオニー「赤ずきんはお母さんを心配させまいと明るく出ていきました」
『いってきまーす!』
フレッド「セシリア〜」
オリバー「はいはい。ほっておいて次のシーンいこう。フレッドは着替えてね」
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