その瞳の奥に

□炎のゴブレット
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どこだろう…ここ。
どこかの御屋敷?


「─」


話し声がする。
扉の向こうにだれかいるの?



少し空いていた隙間から部屋を覗くと、一人の男性が何かに怯えていた。


椅子にも誰かが座っているようだったが、背を向けていて誰か分からない。


何かを話していた時、男性は緑色の光に飛ばされた。



「そこにいるのは誰だ!」

『!?』


見つかりそうになった直後、目が覚めた。




『…また、あの夢』


最近、同じ夢を見て、同じところで目が覚める。


ぼんやりとした意識の中、今日のことを思い出した。



『そうだ。ロンの家に行かなきゃ』





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