その瞳の奥に
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今年も新学期がやってきた。
そして、ホグワーツにつくなり騒がしくなった。
空から、海から他校の生徒がやってきた。
「今年、ホグワーツにおいて、伝説の催しものが行われる。トライウィザードトーナメントじゃ」
『トライウィザードトーナメントって?』
隣りにいるマルフォイに訪ねた。
「三代魔法学校での対抗試合さ。開催は100年ぶりだって聞いた」
「一連の魔法競技種目を各校から一名ずつ代表を選び競い合う。
選ばれたものは、一人で戦わなければならない。とても厳しいものだ。
詳しくは後ほど…
さて、ゲストをお迎えしよう。まずはレディーから。ボーバトン魔法学校の生徒と校長先生、マダム・マクシーム」
広間に現れたボーバトンの生徒たちは色目かしく蝶を飛ばしながらパフォーマンスをした。
「そして北からは、ダームストラング魔法学校の一行と、校長のイゴールカルカロフじゃ」
続いて現れたのは、ダームストラングの生徒。
迫力のある力強い杖を使ったパフォーマンス。
『かっこいい』
「ふんっ」
そして、最後に校長と現れた男子生徒。
『あれって、ビクトール・クラム?クィディッチのワールドカップに出てた』
「あぁ」
「良いか、諸君。一言言うておこう。
"永久の栄光"がトライ・ウィザード・トーナメントの優勝者に送られる。それには3つの課題をやり仰せねばならん。どれも極めて過酷で危険な課題じゃ。
それに伴い、魔法省は新たなルールを定めた。
これについては国際魔法協力部のバーテミウス・クラウチから説明していただこう」
その時、天井の空が荒れだしたが一人の魔法使いが収めた。
「うわ。マッド・アイ・ムーディーだ」
「アラスター・ムーディー?オーラーの?」
「オーラーって?」
「闇祓いのことだよ。闇の魔法使いをアズカバン送りにした。
最近はイカレてるって噂だけど」
ムーディーはダンブルドアと固く握手した。
「ふざけた天井だ」
「そうじゃの」
影に隠れて何かを飲んで身震いしていた。
「何を飲んでると思う」
「カボチャジュースじゃ無さそうだね」
クラウチが前に出てきて話始めた。
「検討の結果、安全のため17歳未満の生徒は今回のトライウィザードトーナメントに立候補することを禁じることを決定した。」
それを聞いた生徒は次々と野次を飛ばしてきた。
「静まれー!」
そして、現れたゴブレット
「炎のゴブレットじゃ。
トーナメントに名乗りを上げたいものは羊皮紙に自分の名前を書いて木曜日のこの時間までにここに入れるのじゃ。軽い気持ちで入れるではないぞ。
選ばれれば、後戻りはできぬ。今この時から、トーナメントは始まっておるのじゃ」
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