変わらない君

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『ジャスティン。ハリーは別にあなたに蛇をけしかけてたわけじゃないの』


「そんなの信じられるか

あいつ、パーセルタング使ってたんだぞ。きっとサラザール・スリザリンの末裔だよ」


『ハリーは違うって言ってた』


「あいつの言うこ信じるのか?

リアン。君のことは信じたいけど、もし今起こってる事件がハリーの仕業だったら君だって危険なんだぞ」


『どうして?』


「いつも一緒にいるからさ」


『私が好きでいるの。それに、ハリーは人を襲ったりなんかしないよ』


「どうしてそこまで…」


『…ジャスティン?わっ』


向き合ってたジャスティンはリアンにもたれるように倒れてきた。
衝撃で座り込むリアン


「リアン…後ろ、見ちゃダメだ」


『え…』



その言葉を最後にジャスティンは固まって動かなくなった。

同時に、背後に嫌な気配…


しばらくしてその気配が無くなると少ししてからハリーがやってきた。



「リアン…?」


『ハリー!』


「…これ、ニックと、ジャスティン…

リアン」


『私じゃないっ』


「わかってる。けど…」


「現行犯だな。ポッター」


後ろから声がして振り返るとフィルチが立っていた。


「フィルチ先生!僕じゃないです!」


聞く耳持たずフィルチはどこかに行ってしまった。
しばらくしてフィルチがマクゴナガルを連れて戻ってきた。



「先生…」


「この件は私の手には終えません」




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