変わらない君

□04
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ロンたちがホグズミードから帰ってきて寮に向かう。


『ホグズミードはどうだった?』

「楽しかったよ!ハニーデュークスのお店は最高さ。
 でも一番はドンコのイタズラ専門店だな。叫びの屋敷には行く余裕がなかったな。知ってる?あそこ」

「イギリスいち怖い幽霊屋敷だろ?」


寮の前で何やら人だかりができていた。


「なんだろう」

「またネビルが合言葉を忘れたんじゃないのか」


ロンの言葉に「ちょっと」とネビルの声が横からした。


「おお。いたのか」


そんなやりとりをしてると上からジニーが降りてきた。



「太ったレディーが消えちゃった!」



ハリーたちは人を掻き分けて前に出るとグリフィンドール寮の入口にある"太ったレディー"の絵が引っかかれたように破れていてレディーは絵の中にいなかった。


「恨みも買うさ。あれだけ歌がへたなんだから」

「笑い事じゃないわ」


そこに、パーシーがやってきた。


「みんな寮に入らないように」

「なんの騒ぎじゃ」


ダンブルドアが来て状況を素早く把握した。


「…アーガス。城中のゴーストを集めるのじゃ。レディーを探させよう。」

「その必要はありません。太ったレディーはあそこです。」


と、フィルチが指した方に生徒が流れる。
リアンたちも流されるように進む


「止まらず進みなさい。」


そう言いながらダンブルドアもある絵の前に立つとその絵の中には牛に隠れるレディーの姿。


「あぁ。レディー、なぜこうなったのじゃ」

「悪魔のようでした…名前の通り、真っ黒な魂。
 アイツがいます、校長!この城のどこかに!シリウス・ブラックが!あぁ」

「…みな、広間に集まるのじゃ」



『…シリウス』



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