魔法の世界

□未来
1ページ/3ページ



『ふぁあ…』

「でけぇあくび」

『んな…シリウス。うるさい』

「おはよう、セシリア」

「おはよー!」

『おはよう。リーマス、ジェームズ』

「あれ?リリーはどうしたの?」

『あぁ、ちょっと支度に時間かかるから先に行っててって』

「そう」



ホグワーツ魔法魔術学校では、今日も平和な一日が訪れた。

私は1年の時、どういう理由かこの時代にタイムスリップしたらしい。

ダンブルドアに相談したところ、新学期からここで学ぶことになった。

アルバス・セブルス・ポッターとは同級生。

アルバスの父ハリー・ポッターの話は魔法界では有名で私も本人から直接話は聞いたことがある。
故に、この時代にいるリリー・エバンズとジェームズ・ポッターの経緯もなんとなく理解した。


というか、この時代では同級生だけど、実際はおじいちゃん世代なんだな。


ボケっとそんなことを考えながら歩いていると、誰かのペットの猫が足元を横切った。



『わぁ!?』

「危ないっ」



転びそうになったのをジェームズが庇ってくれた。



『あ、ありがとう。ジェームズ』

「いや。怪我はない?」

『うん。大丈夫』

「やるなぁ、ジェームズ」

「さすがだなぁ、セシリアのこととなると動きが早い」

「リーマス!黙れっ」

『?』

「セシリアー!遅れてごめんなさい」

『あ、リリー』

「あっ、ジェームズたちもいたの」

『うん。さ、行こう。早くしないと朝ごはん食べられなくなっちゃう』





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ