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□君が…。
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『ほんまに、おおきに。』「助けるんが、当たり前っちゅー話や。助けない、周りが可笑しいんや。でも、もう少し早く、助けれとったら、良かったんやけど……。」
『いや、助けてくれただけで、嬉しかった。それだけで、ええんや。』
「そうか。」

これからも、謙也さんと幸せに過ごせる日々が続けばええな。
財前は、密かに、そんな事を願っていた。








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