ONE PIECE
□媚薬 R18
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「い、あ、ぐ…っ」
マルコの指がエースの尻の蕾の中を掻き回す。
唾液と精液で滑りはあるものの、やはり苦痛を感じるのかエースが苦しそうに身を捩った。
「……痛ぇか?」
「っ…痛いに、きまってんだろ……っああ!!」
痛いか、なんて質問しときながら容赦なく指の本数を増やすマルコはえげつないと思う。
かという俺も、その苦し気なエースで興奮してるんだから十分えげつないと思うが。
マルコはテーブルに置いてあったコーヒーに手を伸ばすと、それを自分の口の中に含ませて、浅く呼吸を繰り返すエースに口づけをした。
重なり合う唇が邪魔で、飲みたくもないだろうその媚薬入りのコーヒーがエースの喉元を過ぎていく。
コクリ、と喉がなった後、エースの表情がみるみるうちに赤く蒸気しはじめた。
「…や、あ、あつい…ッ」
痛みで萎えていたエースの性器は硬くなり天を向き、ハァハァと興奮しきった呼吸を繰り返しながら、苦し気にマルコを見上げた。
それを見たマルコは喉をゴクリと鳴らすと中に収まったままだった指を激しく動かし始めた。
「―――っ!あ、ああぁっ!!」
痛みすら快感に変わったのかエースの肩がビクビクと震えた。
先程よりも一層高くなった喘ぎが俺の鼓膜に突き刺さる。
……だめだ、
もう我慢できねぇ。
俺はエースの普段からは想像もつかないような淫らな姿を目にしつつ、自分の息子を取り出して手を滑らせ始めた。
エースの性器を激しく上下させ、指を動かし続けるマルコ。
前と後ろからの快楽に、エースの腰がだらしなく揺れてる。
「あっ…やめっ、あああ!」
マルコの手のひらにエースの精液が勢いよく飛び散った。
しかしマルコも余裕がないのか、射精後の余韻など浸らせる気もないようで、中を掻き乱す指の速度を押さえようともしない。
「や、ああっ!…マル、コッ、ダメっ、ダメだ!」
「…っ…黙ってろぃ」
体を強張らせて拒絶の言葉を吐くエースなどお構い無しに、精を放ったばかりの性器を握り締めるマルコ。
「ああっ!」
そのまま緩々と性器を上下に擦り上げ続けると、エースの先端からはポタポタと先走りを垂らし始める。
そして、それを確認したマルコは入れていた指を引き抜いて、ピクついている尻に自分の男根を押し付けた。
「エース。入れるよい」
「え?ちょ、まっ――――ああぁっ!!」
一気に貫かれた蕾の入り口は、はち切れんばかりに広がってマルコの太い性器を飲み込んでる。
ゴクリ、と俺の喉が鳴る。
「……ハァ、動くぞ…っ」
「やだっ、待って…ッ、や、アァァ…ッ!!」
前立運動を始めたマルコに、エースが叫ぶ。
マルコの大きさにビッチリと広がった入り口の皮膚が、マルコが動く度にミチミチと動く。
エースの目からは痛みからか快楽からか分からない涙が零れ落ち、必死にマルコにしがみついた。
……ああ。
あの苦痛と快楽でぐちゃぐちゃに歪んだ表情が、堪んねぇ。
その後、薬の効果が切れるまで二人は抱き合い続けた。