24

□体重が…。
1ページ/1ページ

正月まで気合いでキープしていた体重が軽く正月太りしちまった。
何だか体重ばっかり気にしながら飯を食うのにも嫌気がにさして、ずっと体重計に乗ってなかった。
我ながら物凄ェ長期間の現実逃避だったなと思う。
そして流石に不味いと計ってみたら案の定3sは軽く増えてやがった。

体重計に乗ったままピクリとも動かなくなった俺をマルコが不思議そうに見つめてくる。

「おい、どうした?」

「………た」

「あ?何だって?」

「太ったあぁぁぁ!!」


うぎゃーーっ!とか奇声を上げまくる俺を鼻で笑い飛ばすマルコ。

「まぁ、あんだけ食ってりゃあな」

「うるせえ!そんなに食ってない…はず」

「は?自覚ねぇのか?相当食ってるよい」

「マジか!?うっおぉ…ルフィとサボ連れて外出るの面倒で引きこもりだったしな…」


確かに長男サボが我が家にやってくる前まではかなり少食だった。
体重が戻らないままルフィを我が家に迎えて、少し戻ったけどリバウンドして‥合計で6sは増えてる。

やべぇ。
まじでやべぇ。
そろそろデニムが全滅するレベルだ。

「マ、マルコォォッ!俺にっ、俺に渇を入れてくれ!」

「はぁ??」

「いいから俺を罵れ!!」

「お、おう…」

「さぁ来いっ!」

「デブ。」

「おう」

「ブタ。」

「おう」

「太いから足出すな。」

「!?お、おう」

「腰回りと背中の肉が醜い。昔はそんなところに肉はついてなかった。早くなんとかしろよい」

「!!?うおぉおッ!うるせぇぇぇッ!!テメェいつもそんな事思ってやがったのかっ!」

「テメェが罵れって言ったんだろうが!」


そうだ!
言った!言ったけどメチャクチャ腹立つわ!!

覚えてやがれよ糞マルコ!
絶対痩せてやる!と、現時点での意気込みは凄まじいが、きっと明日も何だかんだで食っちまうんだうな。

意思の弱い自分にバンザーイ‥orz

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ